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米・フィリピン、新軍事協定調印へ
中国にらみ本格復帰


フィリピン国防省は27日、米国との新軍事協定に28日調印すると発表した。
協定によって米軍の比国内基地へのアクセスが拡大する。米軍は1992年、フィリピンから全面撤退した。
南シナ海で挑発行動を強める中国をにらみ、米軍が事実上の本格復帰を果たすことになる。
 


調印式は28日午前(日本時間同)、オバマ大統領のマニラ到着に先立ち、マニラ首都圏の国軍本部
(アギナルド基地)で行われる。フィリピンのガズミン国防相とゴールドバーグ駐比米大使が署名する。
 


協定の期間は10年。原則的な内容が記されるにとどまり、米軍の展開規模や場所は盛り込まれない見通しだ。
ただ、オバマ大統領に同行してマレーシア入りしているメデイロス国家安全保障会議NSC)アジア上級部長
は27日、記者団に対し、米軍のアクセス拡大の中に、冷戦時代に米軍が拠点としていたスービック海軍基地
含まれると述べた。
 


またローズ大統領副補佐官(戦略広報担当)は、米比両軍の協力の拡大は「南シナ海の安定に寄与する」と
指摘する一方で、中国をけん制するものではないと重ねて強調した。



→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140427-00000053-jij-n_ame



誰がどう見ても、中国を牽制する行為なんですけどね、まぁ、
それはそれとして。
中国が暴力的海洋覇権主義を振りかざせば振りかざすほど、
関係国は脅威に対抗するために、米国との関係を深めたり、
軍事力を増強したり、周辺各国同士の結びつきを強めたりします。
中国の軍事的脅威は、東アジアの癌細胞といってもいいでしょう。