米国 本気モード突入

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米艦艇、南シナ海へ派遣 
フィリピンなど関係国に通達 中国は猛反発



オバマ米政権がついに腹を固めた。
中国が南シナ海岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地化していることに対抗し、米海軍の
艦艇を近く、中国が「領海」と主張する人工島の12カイリ(約22キロ)内に派遣
する方針を、東南アジアの関係国に伝達していたのだ。
中国は猛反発しており、南シナ海が緊迫化してきた。



米艦艇が派遣されるのは、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島。共同通信
18日、複数の外交筋の話として配信した。具体的な派遣時期は不明。
関係国には、フィリピンなどが含まれるとみられる。

 


派遣方針はすでに複数の米政府高官が示唆しているが、関係国に意向を伝えたことは、
オバマ政権の強い決意を物語る。人工島を中国の領土と認めない米国の立場を行動で示し、
海洋覇権を強める中国を牽制する狙いがある。

 


こうした動きに対し、中国は猛反発している。
習近平国家主席は英国訪問(19〜23日)を前に、ロイター通信の取材を受け、
「中国が行っている活動は、領土主権を守るための正当なものだ」と、一切妥協しない
考えを表明。南シナ海の島々は「昔から中国の領土だ」と強調した。

 


中国共産党機関紙、人民日報系の「環球時報」は、さらに過激だ。
15日の社説で、米艦艇が派遣された場合、「中国は海空軍の準備を整え、米軍の挑発
の程度に応じて必ず報復する」「中国の核心的利益である地域に(米軍が)入った場合は、
人民解放軍が必ず出撃する」と警告した。




「米中新冷戦」時代が指摘されるなか、この時期の米艦艇派遣の背景は何か? 
中国はどう動くのか?

 


国際政治学者の藤井厳喜氏は「習氏の訪英はかなり前から決まっていた。
英国は、習氏をバッキンガム宮殿に宿泊させるなど、経済的に中国に取り込まれつつある。
もし、米艦艇が習氏の訪英に合わせて派遣されれば、単に中国へのけん制だけでなく、
英国に対する『伝統的な米英関係を壊すつもりか』というメッセージもあるだろう。
中国は強気の発言を続けているが、本音では米中衝突は避けたい。
ただ、習氏不在時に、反習近平派が突発的衝突を演出する可能性もある。
そうなれば一大事だ。習氏が急きょ帰国することもあり得る」と分析している。




→ http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151019/frn1510191900011-n1.htm



米艦艇が派遣される南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島



いよいよ米国が本気モードになってきました。
米国人は何を言うかではなく、何をしたか実行したかを評価する国。
今までのオバマ大統領の警告を一切無視して、シナはベトナム領や
フィリピン領などの力ずくで奪い取った島々を、軍事基地化しよう
という目論みを砕くべき派遣される米国艦隊。
米国海軍は通告とおりに行動するでしょう。
9月に新任した米国海軍最高幹部の1人、海軍作戦部長が訪日
したのも偶然ではありませんね。
その時のシナは? マトモなら絶対に勝てない相手です。
艦船機に米国本土からはF22の参戦、艦隊を含めた電子戦では
勝てません。 しかし何らかの報復措置を取るでしょう。
シナは面子を重んじるばかり、バカなことをしでかす可能性は
少なくないですね。 政権の権力闘争の場にもなります。
しかし、シナが強いのは開戦前までですね。
日本のライフライン、シーラインでもある南シナ海です。
日本も知らん顔は絶対に出来ません。