中国、新型弾道ミサイル発射実験か?
欧米メディアで飛び交う憶測
中国人民解放軍が新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」の発射実験を行った
との情報が今月に入って欧米メディアを中心に広まり、関心を集めている。
東風41が配備されれば、米国に対して攻撃的な核戦略へと転換した可能性があるとみられ
ているためだ。
人民解放軍の機関紙が27日、実験の実施を肯定するかのような記事を掲載したことも、
憶測に拍車をかけている。
米政治ニュース専門サイト「ワシントン・フリービーコン」は15日、米政府高官の話として、
中国が7月24日に東風41の発射実験を初めて行ったと報じた。
同サイトは続報で、8月16日に潜水艦発射弾道ミサイル「巨浪2」、20日に液体燃料で
固定式の旧型のICBM「東風5A」の発射実験も行ったとした上で、いずれの実験も
「複数の高官が『飛翔に失敗したとの探知情報はない』と述べた」としている。
東風41は射程約1万4千キロで、固体燃料の車両移動型。中国の北部または東部から米国全土を
射程に収める。従来の単弾頭型ではなく3〜10個の多弾頭型で、これにより米国のミサイル
防衛網を突破し「第1撃能力」(同サイト)を持つことになる。
実験が事実であれば、中国が主張する核の「先制不使用」政策に疑念が生じかねないという。
東風41の実験情報は、国際軍事情報誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー」が17日に転載。
中国の環球時報(電子版、22日付)や米ニューヨーク・タイムズ(同24日付)なども専門家の
評価を交えて報じた。
一方、人民解放軍の機関紙、解放軍報は27日付の1面トップ記事で、戦略ミサイル部隊の第2砲兵が
「山間部の部隊から車両上の部隊に全面的に転換した」とサイロ固定型から車両移動型へ完全移行したと主張。
さらに、「短、中、長距離、大陸間弾道ミサイルの多種があり、通常弾頭か核弾頭かを問わず、すべて
固体燃料を採用している」と近代化の成果を強調した。
記事は、ミサイルの名称には言及していないものの、「人民解放軍が戦略ミサイル部隊の現状を対外的に
宣伝するのは初めて」(台湾の中央通信社)とされ、間接的に一連の実験情報を肯定したとも取れる。
防衛省防衛研究所の増田雅之主任研究官は「今後、中国が米国を射程に収めるICBM増強に本格的に
乗り出すか、注視する必要がある」と話している。
→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/120829/chn12082922030007-n1.htm
東風41
日米安全保障条約で日本は守られていますが、シナが上記のICBM
の開発に成功し、実戦配備となると、シナ絡みのことでは、米国も
容易には手を貸し難いところです。
だから、日本も核武装をすべきです。
シナは経済ではなく、軍事的に強力な国としか、まともに付き合いません。
日本はシナなどの工作員いより“反核”状態ですが、世論調査の結果では
徐々に核武装への理解が深まっているようです。
切っ掛けは、例のシナ漁船衝突事故ですね。
あの時のシナの態度は、異常な傲慢ぶりで、日本大使を夜の12時に
呼びつけるなど、前代未聞の傲慢ぶりを見せ付けてくれました。
まるで日本の宗主国のような振る舞いでしたね。
日本が独立国として、その地位を守るならば、核武装は最も現実的な
策に違いありません。