

[有馬記念(G1)]
まぁ、28日にホープフルステークスデイがありますが、誰が何と
言っても、有馬記念こそが中央競馬の総決算。
是非とも的中させたいところです。どのレースもなんですが ...。
ドウデュースの回避はとても残念なのですが、それでもG1馬9頭
の競演です。豪華メンバーが揃いました。
今年を振り返りますと、後半に盛り返してきた感はありますが、騎手
部門なら文句なしにクリストフ・ルメール騎手の上手さを再認識
することになりましたね。例えば、阪神カップのナムラクレアですが、
浜中俊ほかの騎手なら、ああも痛快に勝てませんよね。
というワケで、ルメール騎乗の◎アーバンシックを本命に据えます。
古馬との力関係が勿論問題になりますが、それは例年もそうです。
京成杯とダービーでは、ダノンデサイルの後塵を拝しましたが、
菊花賞で熨斗をつけてお返しをしてくれました。決定的な差です。
血統的にも、レガレイラ、ステレンボシュとはイトコの関係で、
ウインドインハーヘア系なら、ディープインパクト一族です。
ルメール騎乗の菊花賞馬で負けたのなら、枠順を含めて、諦めも
付くというものです。
でも、今年のG1競争で1番強い競馬だったのが、あくまでも個人的
な所感に過ぎませんが、宝塚記念の◎ブローザホーンです。
ソールオリエンスが2着と、道悪が合っていたのかもしれませんが、
馬体的には小兵でしょう。58キロを背負っての勝負根性もあります。
中山芝2500mは条件戦といえども2戦2勝。その時の2:31.5
の持ち時計は、今回のメンバーなら十分に勝ち時計の水準でしょう。
京都大賞典、ジャパンカップでの敗戦でも、叩き3戦目の走りごろ。
中山二千五百が舞台での激変を期待したいところです。
今年、最も飛躍した若手ジョッキーの一人、菅原明良騎手にも、若武者
らしい思い切った騎乗をして欲しいもの。
人気馬と同枠の人気薄の馬、という競馬格言もあるじゃないですか。
本命はこの2頭を1着流しで勝負したいですね。
相手ですが、ダービー馬にして先行力が活きればダノンデサイル、
叩き2戦目でここ本番のベラジオオペラ、ブリーダーズカップターフ
では強敵レベルロマンスのクビ差2着のローシャムパーク、
7歳にしても衰えは見えない先行粘り込みでデイープボンド、
ジャパンカップでの最先着馬(?)ジャスティンパレス、更に
エリザベス女王杯が見事で中山巧者スタニングローズ、大外枠も
昨年のスターズオンアースの例もあり、クリスチャン・デムーロ
騎手が手綱を取るシャフリヤール。