日曜競馬 展望

競馬

[菊花賞(G1)]


皐月賞馬もダービー馬もいない菊花賞。すわ、戦国時代の乱菊か?
バゴ。日本軽種馬協会に繋用されているせいか余り有名ではあり
ませんが、クロノジェネシスを輩出してその名を知った方は多い
のではないかな。実は、その前に 2010年にビックウィークが神戸
新聞杯3着から菊花賞を制しています。
凱旋門賞馬であるバゴですが、走る産駒は総じて春より夏を越し
た秋に、その才能が開花する傾向があるのでしょうか。
そのバゴの仔、ステラヴェローチェにとっては、春の皐月賞、ダ
ービーより菊花賞向きですね。直線の坂を2回越えますが、ロン
シャン競馬場の傾斜に比べれば、何でもありません。皐月賞3着、
ダービー3着の鬱憤を、ここで晴らすと信じています。ただ気に
なるのは、先週のソダシと同じコンビ(吉田隼騎手・須貝調教師)
ですが、気のせいで済んでしまうでしょう。タイトルホルダーが
後続に脚を使わせる競馬をしても、バゴ譲りのスタミナで克服し
てくれるでしょう。


相手本線は、ディープインパクト×ストームキャットというニッ
クスを持つレッドジェネシス、底を見せてないルメール騎乗のオ
ーソクレース、後続に脚を使わせる競馬をすればタイトルホルダ
ーなどですね。
穴なら、古い話で恐縮ですが、2004年に九十九里特別(現在と同
条件)を勝って菊花賞を制したデルタブルースに因んで、マツリ
ゴッホには目を瞑ってロードトゥフェイム、フィエールマンと
同じステップを踏んだヴァイスメテオール、ステラヴェローチェ
と同一厩舎・同一馬主のヴェローチェオロ。
ディヴァインラヴは、オークスエリザベス女王杯を制したダン
スパートナーですら菊花賞は5着でしたからねぇ...。