[阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)]
来週行われる朝日杯フューチュリティステークスは、そこで勝って終わる
馬が散見されますが、このレースは来春の桜花賞・オークスに直結するよ
うな一戦です。メンバーも、2歳牝馬のオールスター、百花繚乱ですね。
過去10年複勝圏30頭、レースを選ばず前走で連対を外していた馬は、
たった4頭のみ。26頭は勝利又は2着です。ハードルは高いですね。
前走の最重要ステップレースは、東京開催ですがアルテミスステークス
ですね。府中の千六の重賞は、やはり価値があるようです。
必然的に、前走は勝つには勝ちましたが、少し間隔が開いたからか、少し
直線での伸びが鈍かったのですが、◎ブラウンラチェットを推します。
先行して、33秒台の末脚を出せる強み、香港に行かずにこの馬を選んだ
ルメール騎手の選馬眼も心強いですね。
相手には、そのアルテミスステークスの2・3着馬で同じキズナ産駒であ
るミストレスとショウナンザナドゥ。
一体何回引退宣言をしたのか分かりませんが、土曜京都最終で魅せた騎乗
ぶりは圧巻だったランフランコ・デットーリ騎手のメイデイレディ。
このレースは招待レースではないので、遠征費は全て自腹。米国の芝は日本
の芝と似ていること、前走のブリーダーズカップJFターフを勝った馬は
2歳年度代表馬の最有力候補であることを鑑みると、陣営の勝負度合いは
軽視は出来ません。この3頭が本線でしょうか。
それ以外となると、牡馬混合のデイリー杯を勝ったランフォーヴァウ、
もみじステークスで千切ったリリーフィールド、注文をつけて逃げるであ
ろうテリオスララ、ファンタジーステークスでの勝負根性でダンツエラン、
2戦2勝馬でここまで人気がないならクリノメイまで流します。