[チャンピオンズカップ(G1)]
しかし、日本中央競馬会(JRA)のダート競馬の軽視ぶりは何なのでしょうか。
統計を取ったわけではありませんが、中央競馬の半分はダート競争でしょ。
なのにG1競争は、フェブラリーステークスとこのチャンピオンズカップのみ。
おまけに1着賞金は、1億2千万円。G1で、これより低い賞金は秋華賞と2歳
G1の3レースのみ。こちらは、古馬G1なのにね。地方へ行って稼げってか。
そもそもダートG1といえども、フェブラリーステークスは謎の芝スタートであり
チャンピオンズカップは、中央と地方の競馬場を合わせたようなコース形態で
チャンピオンを決めるコースではありませんね。
スタートしてから1コーナーまでが短く、1~2コーナーのカーブは地方競馬場
なみにキツイ曲がりになっていて、向こう正面を迎えることから、内枠~中枠
くらいが有利で、かつ先行・逃げが重なると更に有利になります。
過去10年で8枠と14番枠より外は、馬券になっていません。さて、今年は?
週中はレモンポップでしたが、マサカの大外の15番枠。先行して位置を取りに
行くとなると、1コーナーまでアクセルを踏み続けることになります。初の千八と
コーナー4回は、そう気にはしませんが、やはり枠順は気になります。相手まで。
デビュー以来5戦5勝のセラフィックコールは、その5戦連続で出遅れています。
今度は百戦錬磨の猛者が相手だけに、今までのような競馬では苦しいと見ます。
クラウンプライドは軸には最適ですが、前走がコリアカップと、裏街道から来た
ような感じで、やはり相手まで。
ピークは過ぎた感はありますが、前走は叩き台でここ目標、ここが引退レースかも
しれないので(東京大賞典か?)、仕上げ入念、2年前の覇者◎テーオーケインズ。
このチャンピオンズカップは、リピーターが多いことも支援材料か。
松山弘平に申し上げたい。この枠で4コーナー外を回すのはやめてね。
相手は上記のほかには、実績と好枠のメイショウハリオ、堅実で中京得意のハギノ
アレグリアス。
穴なら、3走前がBCクラシック2着のデルマソトガケの2着で、逃げが確実な
ドゥラエーデ、ルメールが気楽に乗れればグロリアムンディ、一発を期待するなら
8枠アイコンテーラーではなく、牡馬が相手でも一歩も引かない、中京(4001)
横山武史のアーテルアストレア。
[ギャラクシーステークス(OP)]
ここはダートに転向して(3310)、千四(2300)と安定度抜群のエーティー
マクフィーを、56キロなら素直に支持します。
先行するワルツフォーランとカセノダンサー、阪神ダ千四がベストのディアノイアに
57キロならメイショウダジンが相手でしょうか。
穴なら、単騎で逃げる可能性が高いメイショウウズマサ、「穴ならメイショウ」で
メイショウカズサ、最軽量54キロで無欲の追込みならコパノマーキュリー。