日曜競馬 展望

競馬

[ローズステークス(G2)]


しかし、外厩制の充実ぶり、調教施設と調教技術の向上は目覚ましいものが
あってか、オークス上位3頭はTRを使わずに、秋華賞に直行です。
レースを使わなくても、仕上げに抜かりはないのでしょう。
これは特にクラシックレース全般に言えることですが、大将格が出ないだけに
トライアルレースは混線気味ですね。
京都新聞杯菊花賞TRだった頃、菊花賞で勝負になる馬が9分のデキで
出てきただけに、日本で一番堅い重賞といわれていました。


ノーザンファーム天栄


荒れるローズステークス。意外なことですが、過去10年の戦績を振り返れば
否定はできない事実でしょう。
穴を開けるのは、平場の1勝クラスを勝ち上がったばかりの馬ですね。
さて今年はどうでしょうか。
本命は、未勝利戦に前走が秀逸な勝ち方をしたブレイディヴェーグ。
本番の秋華賞・淀内回り二千を目標にするのなら、コースが似いている先週の
紫苑ステークスでしょう。が、この馬、新潟・東京と直線が長いコースで実績
をあげているだけに、確勝を期すなら阪神外回りの千八なのでしょう。
ここは叩き台では全くなく、3着までに入線しないと本番の出走は叶いません。
紫苑ステークスをパスして、早くから栗東に入厩しての本気度です。
相手は、ラヴェルソーダズリングにコンクシェルでしょうか。
穴馬は手広くなります。
オークス出走組でエリカ賞を制しているレミージュ、古馬相手2勝クラスで
僅差2着のマアラキナイア、1勝クラスを勝ち上がっての挑戦組である
ラファドゥラ、アンリーロード、ココナッツブラウン、マスクトディーヴァ
ブライトジュエリー、セーヌドゥレーヴ。
1勝クラス勝ち上がり組については、当日のオッズ次第で、取捨選択をします。


[ラジオ日本賞(OP)]


中山ダ千八のマイスター、59キロを背負ってもウィリアムバローズなら
3連複の軸には最適でしょう。
実績馬・ソウルラッシュも59キロを背負って京成杯オータムハンデキャップ
を勝ったではないか。中山ダ千八(3300)を買います。
相手は、ハピ、ベストリーガードにヴァルツァーシャル。
穴なら叩き2走目のダンツキャッスル、中山好者で逃げ残りのロードヴァレンチ、
初ダートが吉と出れば芝実績からしてショウナンマグマ、大穴なら
二桁着順が続くも中山千八は(3103)のラストマン。