[エリザベス女王杯(G1)]
ウェザーニュースのピンポイント天気予報では、朝から雨が降り出して昼頃に
一時的に強く降る、ということですね。まぁ、馬場が渋っても稍重くらいでしょうか。
同日に施行されるハンデ戦の福島記念が荒れそうで実はそう荒れない、逆に定量戦の
G1エリザベス女王杯は昨年の例を除いても、荒れる傾向にありますね。
本命はジャパンカップにも登録がある、アイルランドオークス馬◎マジカルラグーン
にしました。愛オークス馬というと、当レースを連覇したスノーファアリーがいます。
この馬が愛英の競馬で背負ってきた斤量ですが、新聞から転記をしますと
58キロ⇒57キロ⇒59.5キロ⇒58キロ⇒58キロ⇒57キロ と、日本では
信じられない斤量を課されてきました。3歳なので今回は54キロ。裸同然でしょう。
馬もパドックで騎手を乗せた時に、戸惑うのではないかと思う程ですね。
フォーリー騎手は良馬場を希望していますが、馬場がソフトになってこその欧州馬で
はないでしょうか。ガリレオ産駒で母はノベリストの妹という重厚な血統。
脚質はスタートが良いので、先行だそうです。ジャパンカップは国際招待レースですが
エリザベス女王杯は自腹での参戦。1億3千万円を狙っています。
相手は、やはり人気になったピンハイ、このレースに験がいい4歳馬からムーア騎手の
アンドヴァラナウトとクリスチャン・デムーロ騎手のジェラルディーナ、3歳勢力から
スタニングローズとナミュール。
穴なら、単騎逃げのローザノワール、府中牝馬ステークス組のイズジョーノキセキ、
昨年の覇者アカイイト、ウイン勢なら目黒記念が秀逸だったウインキートス。
[福島記念(G3)]
荒れそうでそう荒れないのが福島記念。昔のこの頃の福島競馬場の芝コースは、野芝が
枯れて白っぽい馬場で、ダートコースのようなものでした。今は全国的に洋芝を播種
イタリアンライグラスですが、おかげで1年を通じて芝は青くなりましたね。
レースも12レース中8~9レースが3歳の未勝利戦でしたねぇ。
ここはスタートが安定しないロザムールを尻目に、敢然と逃げる◎ベレヌスを本命視。
逃げ馬にとって、千八よりも二千の方が逃げやすいので、好勝負を期待します。
相手はアラタ、サトノセシル、オニャンコポンにゴールドスミスが人気サイド。
穴っぽいところでは、江田照男騎手のみちのく遠征フォワードアゲン、福島を得意とする
エフェクトオンとヴァンケドミンゴ。