
本日、日本銀行が政策金利を 0.25%上げて 0.75%に引き上げました。
政策金利を 0.75% に引き上げても、消費者物価指数(CPI)を加味すれば、直近の全国コアCPIが 3.0 %なので、未だに十分と述べてもよい金融緩和状態です。
日本銀行は、本支店を通じて来春の企業の賃上げ動向を調査して、賃金と物価の好循環、賃金が上がって消費を促して物価も適度(2.0%程度)に上がることに、自信を深めています。
問題は、その賃上げ動向の調査対象事業所です。日本銀行はあくまでも「春闘」の賃上げ率に重きを置いた調査をしています。
ですが、春闘の対象となる企業は、全従業員数の約5%程度に過ぎません。春闘はあくまでも日本を代表するような大企業とその関連会社が対象となります。
春闘以外の約95%を占める企業は、調査対象の蚊帳の外です。日銀の本支店に配属されているエリートにとっては、下町の中小・零細企業などどうでもいいのでしょう。
確かに、大企業が賃上げをして、関連する子会社等にその負担分を押し付けることは、よくあり得ることですね。中小企業庁がそのようなブラック企業をネットで公表していますが、そこまでですね。あくまでも企業間・民民のことなので強制力はありません。罰則規定はあるのでしょうか。
政策金利を上げるのは、需要が過熱気味になる要因のディマンドプルインフレに対しては有効でしょうが、今の日本は円安等によるコストプッシュインフレですね。輸入物価の高騰とその高騰分以上に企業が製品価格に転嫁している例もあります。
そもそも、9月期の中間決算では主要企業の「過去最高益」という文字が踊っていました。そうは言っても、その一部を除く国民にとっては、景気が良いなどまるで実感が沸きませんよね。コメその他生鮮食料品の価格が上がり、エンゲル係数が上がれば食品以外の支出を減らすのは、当然の帰結です。
大企業には労働分配率を上げる体力と要素はありますが、中小・零細企業には人手不足があったにせよ、余力は少ないのが現状でしょう。消費性向もコロナ禍以前には戻ってもいませんし、マクロの実質賃金もマイナスのままです。
これを記している時点では、長期金利(国債10年物金利)がとうとう 2.0% を超えました。為替も155円台から157円台に円安が加速しています。政策金利を上げれば欧米との実質金利格差が縮小して円高になるかと思いきや、今回の政策金利の利上げは既に十分にマーケットに折込済みであり、特段のサプライズがなく植田日銀総裁のハト派的な記者会見での姿勢が、主な要因なのでしょう。
勿論、高市政権が掲げる「責任ある積極財政」も、PB(プライマリーバランス)財政規律の悪化懸念も、円安の一因でしょう。高市首相は以前「今、金利を上げるのはアホや」と述べていますから、政策金利を更に 25bp(ベーシスポイント)上げて所謂「中立金利」の下限といわれる 1.0% まで利上げが出来るのか、そうしなければならないのか、今後の動向には注目ですね。

[ターコイズステークス(G3)]
師走競馬も佳境に入っています。でも、12月28日の有馬記念から1月4日の金杯まで1週間です。通常の中央競馬カレンダーでは、その間1週間以上空くのが通例でしたから、これは良い傾向なのではないでしょうかね?
現在、木村哲也厩舎・ヘデントール問題がネット上では騒がれていますが、その騒動の詳細はネットでご覧ください。検索すればすぐに出てきます。オープンのハンデ戦ならば許されていても、ファン投票で選ぶ世界唯一のG1競争で、コレをやってはマズイでしょう。ましてや、ザ・ロイヤルファミリー効果で、今年の有馬記念は注目度が高いですからね。
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ここは、逃げるのは2番枠を引いたスリールミニヨンでしょうか。3歳ハンデ53キロもお手頃でしょう。
マイル戦では勝ち鞍こそないにせよ(0・1・2・0)の◎ドロップオブライトを狙いたいですね。京成杯オータムハンデキャップの再現を期待します。ハンデもその時と同じならチャンスはあるでしょう。
相手は、その京成杯ATを勝ったホウオウラスカーズ、大外枠でもNHKマイルカップでパンジャタワーの僅差3着チェルビアットに阪神JFにチューリップ賞の内容からビップデイジー。
逃げるスリールミニヨン、中京記念に京成杯AHの内容からジューンオレンジ、横山典弘騎手でカピリナにその倅が乗るソーダズリングに流したいですね。
ルメール騎手騎乗で勝負になってもおかしくはないウンブライルですが、勝負の綾もある木村哲也厩舎だけにその次になります。