土曜競馬 展望

競馬

[ニューイヤーステークス(L)]


競馬新聞のシルシは、枠順発表前につけてしまうため、時にはあの
馬に重いシルシを付けたのを後悔する婆があります。
このレースのフルゲート大外枠に入ったアルーシャが、そんな例の
ひとつかもしれません。後方直線一気型の競馬スタイルなので、そ
んなに不利ではないかもしれませんが ...。
本命は荒れた馬場を得意とする、グルーヴィットか。
追って追って追わせる馬だけに、欧州のミナリク騎手には手が合い
そうですね。
ところで今夜から明朝の天候はどうなるのでしょうか。千葉県北西
部は、雪は降らないと思いますけどね。ならば雨でしょうか。
いずれにしても、馬場や枠順に泣き笑いをする馬がいそうですね。



[羅生門ステークス(3勝クラス)]


強力な同系馬不在により、今回も単騎で行ける雰囲気のラプタス。
前走でも騎手が追ったのは最後の1Fだけで、ゴール前は流す余裕が
ありました。準オープンのダート短距離戦は層が厚いのに、このメ
インレースとしては、少し物足りないメンバー。V4の可能性有望。
3勝クラスを勝てようで勝てない面子により、昇級馬の出番もあると
考えて、相手筆頭にはキラービューティー
初ダートのダノンジャスティスも、ダートよりレベルの高い芝での
実績を考えれば、ここでも好勝負。父は DanzigGone West の系統。


[愛知杯(G3)]


小倉で何で「愛知杯」?
五輪の関係でJRAもレーススケジュールの変更を迫られました。
例えば、6月に札幌開催で、五輪期間中は函館開催とか。仕方ないか。
トップハンデはデンコウアンジュの56キロ(牡馬換算58キロ)。
最近のJRAハンデキャッパーの傾向としては、強い馬のハンデを重
くするよりも、弱いとされる馬のハンデを軽くするように思えます。
誠に結構な傾向と思えますね。
愛知杯、逃げ・先行したい馬が揃ったような感じです。
開幕週だけに、逃げ・先行型の脚質が有利でしょう。
でもそれが何頭もいたら?
大外枠に回ったサラキアよりも、Cルメール騎手のセンテリュオ。
土曜に小倉、日曜が中山で騎乗する覚悟も買いたいところです。
前走のエリザベス女王杯 13/4差の4着は立派です。
先行してもOK、末脚なら 32秒台の脚が使えるのも強みでしょう。
3連単は微妙でも、3連複の軸ならうってつけでしょう。