[根岸ステークス（Ｇ３）]
このレース、過去１０年の結果を見ると、まあ～差し・追い込み馬の
天国といっていい程の良績を残してます。普通、ダート千四なら先行
逃げ勢が優位なれど、このレースは違いますね。
本命は、差し馬のソリストサンダー。ダート千四は（０１０４）と一見
冴えない成績と持ち時計 1:24.1 と頼りないように思えますが、前走の
武蔵野ステークスでは、早め先頭に立ち、この馬の推定千四の通過時計
は、１．２２．１と隠れたスピード能力を示しました。戸崎騎手も、
距離短縮には問題ないと明言。この人気なら実にお買い得な馬です。
本番フェブラリーステークスに向けての叩き一戦ですが、このメンバー
なら一枚上と見ます。
オメガレインボー、タガノビューティーと追い込み脚質も有望ですが、
逆転の発想として、逃げるリアンヴェリテ、先行するジャスパープリ
ンスとジャスティンの前残りにも期待します。ヘリオスは逃げなくて
も競馬が出来るので、この２走を見ても軽視は禁物でしょう。
[シルクロードステークス（Ｇ３）]
先行争いが激しくなるメンバー構成。千二でも折り合いを欠くメイケイ
エールが３番枠に入ったことで、ハナを主張しそうですね。
本命は、いつも何かに先着されてしまうものの、カレンモエに期待する
ものです。激しい先陣争いの直後に付けるイメージでしょうか。
相手なりに走る馬だけに、頭鉄板とは言いませんが、馬券圏内での確率
は高いと思われます。
初の千二で、直線前が開くと鋭く差してきたエーポス、ハンデを背負う
ビアンフェとジャンダルムも軽視は禁物。
ただ相手に一番期待しているのが、マイスタイル。スワンステークスで
は１０着でも２1/2、初の千二でも１3/4 差と、この距離の適性を示して
います。今季好調の横山典弘騎手の騎乗も心強いところです。
確実に差してくるナランフレグも有力の１頭でしょう。
