日曜競馬 展望

競馬


桜花賞、JRAのG1競争では一番華やかなレースですね。
3歳牝馬同士の競争、今年も百花繚乱、華が乱れ咲く素質馬が集まりました。
レガレイラだけは皐月賞に回りましたが、それ以外でのベストメンバーかもしれま
せんね。



[桜花賞(G1)]


最近というか、ここ10年では大波乱はほとんどありませんね。
これも阪神コースの大改修により、スタート後とホームストレートが長くなって
"魔の桜花賞ペース” がなくなったからですね、多分 ...。
ただし、前走での着順は重要。前走で複勝圏を外した馬は4頭いますが、全て
チューリップ賞組です。
前走重賞以外では、ただ1頭でデアリングタクトだけです。後の無敗の牝馬三冠馬
ですね。ライトバックにとっては?


阪神ジュベナイルフィリーズは、傑出したレースでしたね。勝ち時計は1:32.6。
前日のリステッドのリゲルステークスの時計が1:33.0。2歳の12月で古馬オープンを
上回る時計は優秀でしょう。ということで、北村宏司騎手の◎アスコリピチェーノ。
ノーザンファームサンデーレーシングですので、本当なら怪我のルメールの代わりとして
呼び寄せたムルザバエルかモレイラを乗せるハズでしたが、黒岩調教師が北村宏司騎手に
拘ったとか。そりゃ、何の瑕疵もありませんからね。
北村宏司騎手にしてみれば、怪我で長らく休養期間があり、苦汁を舐めた時期もありましたが、
菊花賞でのキタサンブラック以来の、クラシック制覇に期待します。


相手ですが、これまた強敵揃いですね。
内から、クイーンズウォークですが、川田騎手・中内田調教師とも「オークス向き」というのが
気になります。スウィープフィートですが、人気馬で消すならこの馬です。馬はいいのですが
鞍上の武豊が公私ともに散々でしょ?ドバイターフは信じられない駄乗で負けて、自宅に泥棒に
入られて、ごっそりとコレクションの腕時計などを盗まれましたね。競馬に限らず勝負事には運気
というものもとても大切ですから。コラソンビートの前走はホントに脚慣らしのための一戦。
ステレンボッシュはやはりモレイラ騎手が怖いですね。チェルヴィニアは確実な末脚があります。


穴なら、チューリップ賞の2着・3着であるセキトバイースト、ハワイアンティアレでしょう。
セキトバイーストは2着の多い馬ですが、相手なりに走るタイプなのでしょう。
ハワイアンティアレは前走で出遅れがなければ、もっと着順は上がっていたでしょう。
やはり何故か人気にならないエトヴプレですが、フィリーズレビューを制しただけではなく、
右回り5戦5連対、阪神2戦2勝です。これ以上の距離延長が鍵ですが、それだけはやって
みないと分からないですね。