土曜競馬 展望

競馬

[中山牝馬ステークス(G3)]


過去10年の中山牝馬Sの傾向を見ますと、もう何でもありですね。
中山の荒れる重賞といえば、マーチステークスが上がりますが、
中山牝馬Sの方が、荒れるのではないかな。
ハンデは、やはり54キロ以下の軽ハンデ馬の活躍が目立ちます。
今年のメンバーは、いい意味で粒が揃った面子と言えるでしょう。
さて、どうしようか・・・。本当に迷うメンナー構成。
ターコイズステークスでのミスニューヨークの末脚は、印象に残り
ましたが、中山の内回り千八・二千は、基本前々での競馬です。
ここでは3頭の逃げ・先行馬を取り上げます。
ロザムールは、道悪なれど昨年の逃げて2着馬。七夕賞も逃げて
の僅差2着。それ以降は振るいませんが、力は重賞レベル。
シャムロックヒルは、50キロとはいえマーメイドステークス
制しています。前走の中山金杯も逃げて0.5秒差の7着。
ローザノワールは、前走の牡馬混合のリステッド競争である
ディセンバーステークスを、逃げての快勝。
恐らく、前はこの3頭が引っ張る形になるでしょう。しかも、相
手関係や実績から、楽に行かせて貰える公算は、少なくありませ
んね。有力馬が、絵に描いたような差し・追い込み馬です。
互いに牽制するので、前を行く軽ハンデ馬を捕まえに行くタイミ
ングを逸する可能性はあります。そこに賭けてみたいですね。
馬券は、この3頭を軸とするフォーメーションで。



[ポラリスステークス(OP)]


ハンデ戦から別定戦になった過去6年を見ても、こちらも荒れる
オープン特別ですね。
今の阪神ダートは、パサパサの乾いたダートです。差し・追い込
み勢よりも、逃げ・先行戦を上位に取りたいですね。
強い4歳世代で唯一の出走馬のレディバグを取り上げます。
3歳限定とはいえ、オープンの端午Sと青龍Sの2着は評価でき
ますね。阪神の短い直線でも、東京の長い直線でも鋭い末脚を使
える馬です。前走は、コースも距離も合いませんでした。度外視
できます。
ここも人気馬が、後ろからの競馬になりますので、そこを突いて
先行・押切りに期待です。
穴なら、ベストは千二ですが、千四でもウルトラマリンの先行力
は魅力です。鞍上は信頼に足る福永騎手ですね。
タガノビューティーは、左回りで直線が長いコースがベストでし
ょう。石橋騎手もそのヘンのところは考えて乗るでしょうが。
ニュートンテソーロも、後方一気型ですが、テン乗りでも川田騎手
を信用する手もありますね。