日曜競馬 展望

競馬

[フィリーズレビュー(G2)]


過去10年の記録を遡ると、そこには傾向と対策なるものを見出す
ことは不可能で、何でもありのレースですね。中山牝馬Sみたい。
阪神JF組はその着順に関係なく好走し、未勝利戦を勝ったばかり
の馬や、前走1勝クラス(500万下)を負けた馬でも、勝ったり馬
券に絡んでいます。最後に1番人気馬が勝ったのは、もう7年前。
展開も、阪神内回りながら、以外と差し・追い込み馬も活躍してい
ますね。
先のチューリップ賞では、阪神JF組が結果を残しました。今回
フィリーズレビュー阪神JF組を狙いたいですね。
重賞実績ならナムラクレアでしょうが、同じ阪神JFではその
ナムラクレアに0.2秒差だったアネゴハダを本命に据えたいで
すね。どうもナムラクレアが先着してはいますが、折り合いに
多少の不安を残すナムラクレアより、前走の競馬が良かったアネ
ゴハダを上位に取ります。
人気のないところでは、紅梅S組のアドヴァイスにウシリン、
末脚に賭けるサウンドクレア、赤帽のサブプライムアンセム
ラブリネスオーバー。



[金鯱賞(G2)]


本命は何の迷いもなくジャックドール。
父モーリスは、4歳春に本格化してから、怒濤の7連勝を飾り、
安田記念マイルCSに香港のG1も勝ち続けました。
その父スクリーンンヒーローは、やはり4歳で力を付けてジャパ
カップを勝ったのは4歳の秋。スクリーンンヒーローはグラス
ワンダー産駒ですが、そのグラスワンダーはマイルからグランプ
リ3連覇をするなど、底力があった馬ですね。
その脈々と続く父系の血が、ジャックドールに受け継がれています。
この手の逃げ馬の場合ですが、敵は他馬ではなく自分自身。自分自
身が走る気を出し、自分の競馬に徹して、その能力を開花させれば、
敵はいません。おまけに今日の中京は、内を通った先行馬が大活躍。
明日もその傾向が続きますね。
アカイイトにサンレイポケットあたりは、大阪杯に向けた叩き台。
それなら、ソフトフルート、シャドウディーヴァのサウスポー、
ステラリアに、ヴィクトリアマイルをグランアレグリアの2着が光
るランブリングアレーの底力。