日曜競馬 展望

競馬

[スプリングステークス(G2)]


皐月賞への有力馬のステップは、トライアルの弥生賞スプリングS
に若葉Sを踏み台にするよりも、共同通信杯(2月)にホープフルS
からの直行組が、近年では幅をきかせています。
勿論、トライアル組も、皐月賞2着で菊花賞馬のタイトルホルダーの
ような馬も活躍しています。
今年は、ホープフルSを快勝したキラーアビリティがそうですね。
本番までなるべく、馬の活力を取っておきたいからでしょうか。
今年のメンバーは、未勝利戦以外は全て負けた馬たちによるレース。
その中にあって光るのは、ソリタリオでしょうか。前走のシンザン
記念は、横山典弘騎手が先行して終始インをピッタリ周り、距離
ロスが全くなかったのに対して、馬場の中を通って最後の最後に
追い詰めた処がゴール板。マテンロウオリオンよりもソリタリオは
20m以上は余計に走ったでしょうか。悲観する負け方ではありま
せんね。金鯱賞を圧勝したジャックドールと同じモーリス産駒。
勢いがありますね。調教も文句のない動きでした。
東京・中京向きでゲートが不安のアサヒより、スピード馬だけに馬
場が心配もサトノヘリオスの能力、アルナシームにアライバルが本
線でしょうか。
穴なら葉牡丹賞で、ボーンディスウェイと時計差なしの3着だった
グランドライン。ワンペースでも先行すれば出番があってもいい
でしょう。あとは調教走るエンギダルマ。



[阪神大賞典(G2)]


もうね、このメンバーなら決して負けられないディープボンド。
そんなことは、和田竜二騎手なら百も承知でしょう。
まず確勝級だけに、相手は混戦。
シルヴァーソニック、トーセンカンビーナ、アイアンバローズに
マカオンドールが本線。
穴ならマンオブスピリットにゴーストの長距離適性でしょうか。