日曜競馬 回顧

競馬

[フィリーズレビュー(G2)]


しかし、未勝利戦を降着、繰り上がりで勝った馬が2番人気とは
驚きました。しかも勝ってしまいましたもんね。サブライムアンセム
理屈では通らない人気と勝利、皆さん、競馬を見る目があります。
よくあんな後ろから、阪神内回りコースで差し切ったものです。
時計の出る阪神とはいえ、1:19.9は立派。レシステンシア
のレコードに0.7差ですね。さて、チューリップ賞組との力関
係はどうでしょうか。
ナムラクレアは、更に後ろにいたサブライムアンセムに差されて
しまいました。1列、評価が落ちるでしょうか。
本命のアネゴハダは、酒井学騎手が満点の騎乗をしての3着。
今日のメンバーの中では、競馬が上手ですが、決めてに屈してし
まいました。これから力を付ければ、重賞戦線での活躍も期待で
きそうですね。



[金鯱賞(G2)]


まさにジャックドールの独断場でしたね。強いの一言。
4コーナーで少し反応の悪さがありましたけどね。
59.3-57.9、上がり34.6のラップで後続に付け入る
隙を与えませんでした。
最後は手綱を緩める余裕で、1:57.2 レコード。
しかし、前半59.3は決して早いペースではなく、ギベオンあ
たりが積極的に運んでいたらどうなっていたか?答えは、それで
も快勝したでしょう。後半の千米を57.9ですから、前半につ
いて行けても、後半でジャックドールを負かしに行った馬はバテ
てしまうでしょう。昨日も触れましたが、ジャックドールには、
モーリス、スクリーンンヒーロー、グラスワンダーに連なる底力
とこれからの成長力があります。大阪杯のみならず、今後の日本
の中距離路線の競馬を支えていく逸材になって欲しいですね。
2着レイパパレは。調教で前に馬を置いて、それを抜かせるとい
うスタイルで追い切られました。ジャックドール対策というより
今後の脚質に幅を持たせるためでしょう。
3着アカイイトは、大阪杯阪神内回り)を意識してか、前に出
した競馬でしたが、やはり末脚を活かす競馬が合っているようです。