[根岸ステークス(G3)]
リアンヴェルテが全く付いて行けない千米58.2の暴走ラップを
刻んだ中で、中団待機策から追い込んだテイエムサウスダンの勝利。
岩田康成騎手が、付きっ切りで調教を付けた成果でしょうか。
テイエムサウスダンは地方巡業が多く、中央の千四スピード競馬に
付いていけるかが課題でしたが、何も問題はなかったですね。
2着ヘリオスは、収穫のあったレースでしたね。確かにハイペース
でしたが、道中4番手で流れに乗ることが出来ました。
3着ダガノビューティーは定位置か。
本命に推したソリストサンダーは、ジャスティンの刻んだラップに
全く付いていけずに、直線では馬群に沈んで終了。
武蔵野ステークスは、何もかも上手く行きすぎたのかな?
昨日も取り上げましたが、4着ジャスティンはよく粘りました。
このテの馬は、例え暴走でも自分の形になると走りますね。
馬券圏内にはクビ差届きませんでしたが、今後に繋がるレースだった
かもしれませんね。
[シルクロードステークス(G3)]
あのお転婆娘メイケイエールが、番手の競馬で折り合って、直線を
抜き出すという、想定外の競馬で見事優勝。あのメイケイエールが
ねぇ...。でもまだお転婆ぶりが治ったという確証は持てませんが、
今回のレースは今後の糧になるでしょう。
そう、唯一の4歳馬でしたね。やはり現4歳世代はレベルが高いですね。
2着シャインガーネット、3着ナランフレグは、持ち前の差し・追
い込みが決まった様相です。
本命に推したカレンモエは、見所はありましたが、直線坂上で、あ
とひと踏ん張りが効きませんでしたね。
穴に推したマイスタイルは、インに閉じ込まれて全く競馬になりま
せんでした。2番枠が仇になったようですね。
金杯から始まった中央競馬も、早くも1月は終了です。
もう、東京新聞杯、きさらぎ賞の季節なんですね。
時の移ろいの早さを感じます。