確かに先行きに懸念も

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3月の街角景気、過去最高に 先行きには懸念も



アベノミクス」への期待が、商店主やタクシー運転手らの気持ちを明るくしている。
内閣府が8日発表した3月の「景気ウオッチャー調査」によると、人々のいまの景気の実感を示す
指数は57・3と、2000年の調査開始以来、06年3月と並ぶ過去最高となった。


前月から4・1ポイント上がり、上昇は5カ月連続。
株高を背景に百貨店では高額の美術品や宝飾品が売れ、円安が輸出の追い風になって製造業の業績
も上向いているといった実感が寄せられた。公共事業が増え、建設業などでは求人が伸びているという。


→ http://www.asahi.com/business/update/0409/TKY201304080506.html


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昨今の株高状態で個人的にはウハウハなのですが、これでいいので
しょうか。
確かに、無能の民主党と白川総裁が居座っていたら今頃は景気が
ドン底に陥っていたことでしょう。
実態経済は経済学の本には書いていない、人々の心理状態に因る
ところが大きいんですよね。
今は「アベノミクス」の先行きに夢を見て、景気回復を信じて消費に
走っている面が大きいのではないでしょうか。
日銀による前代未聞の緩和策で、市場にはじゃぶじゃぶお金が流れ
その少なくない部分が株式市場に回っているワケです。
日経平均が4桁の時には、東証一部売買高が1兆円に満たない日も
珍しくありませんでした。それが昨日は3兆6千億円!
中でも不動産株と銀行株は、持て囃されてます。
特に最大手不動産株なぞPERが80倍を超す銘柄も出てきました。
インフレターゲットの2%が、土地投機によるものだとしたら
バブル経済の再来で、また暗黒の10年を迎えることになります。
アベノミクス」の財政出動により景気を刺激し、それに民間投資も
乗ってきて、その相乗効果で初めて効果が出るんですよね。
TPPを始め、過剰流動性の行き先など、まだまだ懸念材料に事欠き
ませんが、さてどうなることでしょうか。