神の代理人 勇退

競馬


ローマ法王が28日に退位 高齢理由
600年ぶり自己意思で 3月末までに新法王選出へ



イタリアからの報道によると、ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、枢機卿会議で今月28日で
法王を退位する意向を表明した。高齢で法王の職務の重責を果たせなくなったことが理由としている。
法王は事実上の終身職であり、存命中の退位は極めて異例。「自己の意思による退位」は1415年のグレゴ
リウス12世以来、約600年ぶりとみられる。

 
ローマ法王庁バチカン)報道官は3月末の復活祭までに新法王が選出されるとの見通しを示した。

 

ベネディクト16世はこの日の枢機卿会議で、「神の前で繰り返し検討したが、高齢により、私の力は職務遂行
にふさわしくないとの確信を得た」と述べ、退位の意向を伝達。後任選出のための法王選挙(コンクラーベ)の
開催を要請した。

 

ベネディクト16世はドイツ・バイエルン州出身。ミュンヘン大などで哲学や神学を修めた。1977年に枢機卿
81年に法王庁教理省長官に。2005年4月2日、先代のヨハネ・パウロ2世が死去した後、同19日、コンク
ラーベで第265代の法王に選出された。
法王はローマ・カトリック教会の最高位者であり、バチカン市国の元首でもある。

 

ベネディクト16世の法王就位後の法王庁をめぐっては、2012年1月以降、公共事業をめぐる不正などを示す
内部文書が相次いでメディアに漏洩(ろうえい)し、「バチリークス」と呼ばれた。
法王の身の回りの世話をしてきた男が昨年5月、機密書類を盗んだ容疑で逮捕され、10月に禁錮18月の判決を受けた。
一連の騒動は、法王庁内部の権力闘争の結果との臆測を呼んでいた。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/130211/erp13021122180001-n1.htm



勇退する神の代理人・ベネディクト16世の後釜を狙っての
権力闘争は、ローマ法王庁が事実上の政治組織でもあることから
ある意味では当然の成り行きでしょうね。
さて、次の“神の代理人”は誰なんでしょう。
こんな迷言もありますね。
『神父言うことは真似ろ、神父のすることは真似るな』