「上皇」の英語ご称号、名誉表す
「エメリタス」に 宮内庁決定
宮内庁の西村泰彦次長は25日の定例会見で、天皇陛下が譲位後になら
れる「上皇」の英語での称号を「the Emperor Emeri
tus(エメリタス)」に決定したと発表した。上皇后は「the
Empress Emerita(エメリタ)」とする。
「エメリタス」「エメリタ」は、経験や功績の蓄積に対する称賛や敬意
を表す意味があるという。
同庁によると、スペインやベルギーなどの王室では、退位後も国王時代
の称号を継続しているが「お立場が変わることを明確にし、譲位後も名誉
ある地位におられるという意味でふさわしい」としている。
「エメリタス」は前ローマ法王ベネディクト16世の退位後の称号として
も使われているという。
秋篠宮さまがなられる皇嗣(こうし)は、従来の「皇太子」と同じ
「the Crown Prince」とする。
因みに、Emeritus でググってみると「名誉教授」でした。
professor emeritus ですね。
The Emperor Emiritus 「The」ですから世界で唯一の「Emperor」
ですよね。
語源はラテン語で「退職した」の意だそうです。
最後の「tus」なんか、ラテン語らしい語感じゃないですか。
良い尊称だと思います。