日曜競馬 回顧

競馬


[キーンランドカップ(G3)]



ダッシャーゴーゴーパドトロワは兎も角、○ドリームバレンチノ
追走に汲々としてましたね。
いつもは、あそこまで後方からの競馬じゃないですから。


結果、道中の1・2・3番手が、1着・3着・2着という結果からすれば
イッタイッタの競馬で、面白味が薄れた気がしましたが、1:07.6
というレコード決着からすると、現時点での力の差がそのまま着順に現れた
のでしょう。
あとは、テイエムオオタカですが、この馬は強引にでもハナを主張した方が
持ち味が生きるような気がします。




[小倉日経オープン(OP)]


ダローネガとタガノエルシコ ね。 はいはい、そうなんですよね。
特に回顧するものはありませんね。





[新潟2歳ステークス(G3)]


◎ザラストロは期待に応えてくれましたが、ヒモ陣が・・・。
ノウレッジは死角でしたね。デビュー戦が新潟ダート千二で、勝ち時計が
1:14.3と、稍重馬場を考えると、極平凡な一線でしたね。
それが芝千六を1:33.5で駆け抜けるなんて、想像もしませんでした。
レースラップですが、前後半が 46.9−46.6 上がり3Fが34.6
千米通過が58.9でした。 前後半がほぼ同じ時計でバランスの取れた
ラップですから、負けても言い訳のきかない流れでした。
勝ったザラストロですが、道中後ろから3番手を追走して、上がり33.4の
末脚を繰り出してレコードで勝利。
昨日の柏木集保さんの「新潟2歳S」への指摘を振り返ると、



勝手に理由をつけると、サンデーサイレンスの素質馬や、ディープインパクトの期待馬は、
ここで快走したりしてもらっては困るのである。
2歳の幼いこの時期に、新潟の1600mを真剣に走ったら1分33秒台になりかねない。
高速の上がり勝負に持ち込まれて対応してしまったら、上がりは33秒そこそこにもなりかねない。

 

それは困る。いま激走しては失うものが生じる危険がある。
好時計のマイル重賞になって快走した馬をみていて、エース級の期待馬を手がける陣営は、
そのことに早々と気がついてしまったのだ(と思える)。


その通りの競馬になってしまいましたね。
ザラストロは前走で上がり33.7、今回は33.4と、2歳にしては爆発的な末脚
なのですが、まだ体躯が未完成の馬にとっては、反動が気になるところです。
クラシック路線を考えるのか、マイル路線を選ぶのか、選択は難しいですね。