(社)日本てんかん協会HP
http://www.youtube.com/watch?v=tdIM8VsNJ-Q:movie,w500
http://www.youtube.com/watch?v=WGWNZXccYyw:movie,w500
昨年4月、栃木県鹿沼市で運転免許を不正取得した患者がてんかん発作によって起こした交通事故
により複数の小学生が死亡した。
この事故の被害者遺族らが、てんかん無申告の運転免許不正取得者の起こした死傷事故に対する
厳罰化などを求める署名活動を行い、10日には法務大臣あてに署名を提出した。
同協会はこれが、「対象をてんかん患者に限定した」要望となっているとして問題 視しており、
今回の要望書もこれを受けたもの。
具体的な要望は以下の通り。
1.運転に不適切なのは病気の症状(状態)であり、病気そのものや病気 のある人ではありません。
病名による差別はしないでください。
2.病気のある人に、症状(状態)によっては 運転できないという社会的責任を適切に自覚するための
方策を、関係機関と協力をして一層推進してください。
2.病気の症状(状態)のために運転免許証が取得できない場合には、その状態にある人の生活の不便を
補填する施策を、関係省庁と協力をして推進してください。
協会よ、てんかん患者に殺された人たちにをどう思っているのか?
協会よ、てんかん患者に殺された人の遺族をどう思っているのか?
協会よ、何人人を死に至らしめれば気が済むのか?
てんかん患者の自動車運転について
かつてはてんかん患者の自動車免許取得は「てんかん者には運転免許を与えない」と法的に明記
されていたが、2002年6月の道路交通法改正によって、発作が起きても意識障害を伴わない又は、
発作が就寝中に限るなどの患者は、公安委員会の検査や、医師の診断書を提出するなどの条件付で
取得に道が開かれた[3]。ただし、大型自動車免許や第二種運転免許の取得はできない。
ところが、その後てんかんの発作が直接の原因となった死傷事故が相次いだことから、日本てんかん
学会・日本てんかん協会・警察庁は、てんかん患者の免許取得・更新制度の見直しに入った[4]。
一部のてんかん患者は『てんかん』の持病を持っていることを免許更新時に申告しないでいる。
免許書にも『てんかん』の事は記載されず、『てんかん患者』は車の運転が規制されることで仕事に
影響が出ることを懸念してと考えられている。
てんかん発作による事故 [編集]
てんかん発作による交通事故において、裁判所の判断は有罪、無罪と分かれている。
なお、てんかん患者の自動車運転免許取得の条件については上記を参照のこと。
・1999年10月26日、兵庫県三木市で、てんかん患者の女性が自動車を運転中にてんかん発作を起こし、
小学校から下校中の児童3人の列にクルマが突っこんだ。この事故で1人が全身打撲で死亡、2人が
重傷を負った。神戸地裁は、心神喪失状態だったという女性側の主張を受け入れ、無罪を言い渡し
ている。[5]
・2002年9月27日に、滋賀県栗東市で、てんかん患者の男性が乗用車を運転中にてんかん発作を起こし、
対向車線側に逸脱、軽トラックと正面衝突し軽トラックを運転していた男性が全身を強く打って死亡した。
大津地裁は、運転中止義務違反の過失がないと指摘し、被告に無罪を言い渡している。[6]
・2004年3月7日午後3時40分ごろ、長野県長野市川合新田付近の国道18号で、てんかん患者の男性が
自動車を運転中にてんかん発作を起こし、信号待ちのために停車していた乗用車5台に追突、クルマ
数台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で1人が全身を強く打って死亡。 6人が重軽傷を負った。
長野地裁は、事故を起こした被告に対して懲役4年の実刑判決を言い渡している。[7]
・2008年3月9日午前に、神奈川県横浜市鶴見区下末吉3丁目付近の県道で、てんかん患者の男性がトラック
を運転中にてんかん発作を起こし対向車線に逸脱、そのまま道路右側の歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた
歩行者2人を次々にはねた。このうち14歳の男子中学生が死亡、27歳の男性も重傷を負った。
横浜地裁は、事故を起こした被告に対して禁固2年8か月の実刑を言い渡している。[8]
・2010年12月30日午後1時半ごろ、三重県四日市市羽津町の近鉄名古屋線踏切で、てんかん患者の歯科医師の
男性が乗用車を運転中に意識を失い自転車3台に追突、踏切内に押し出された男性3人のうち2人が踏切に
入ってきた急行列車にはねられて死亡した。2011年11月30日、本件に関して津地裁は「発作が起こる持病の
ため、被告には運転を差し控える義務があったが、これを怠り運転した過失がある」として、禁錮2年10月の
実刑判決を言い渡した[9]。
・2011年4月18日午前7時45分ごろ、栃木県鹿沼市内の国道293号で、てんかん患者の26歳の男性が自走式クレーン
車を運転中にてんかん発作を起こし、速度を保ったまま斜行するようにして対向車線側へ逸脱、そのまま道路
右側の歩道に乗り上げて集団登校を行っていた小学生15人程度の列に突っ込んだ。
9歳から11歳の児童6人が全身強打で死亡した。男性は、以前にも同様の逸脱・衝突事故を起こして小学生に
重傷を負わせており、有罪判決を受けて執行猶予中だった(過去7年に6回の事故。てんかん隠し免許取得)
[10]。本件について宇都宮地裁は、被告が服薬を怠り、事故当日に発作の予兆を感じていたと認定し、
2012年1月5日懲役7年の実刑判決を言い渡した[11]。
・2011年4月松江市で、てんかんの持病を申告せず運転免許を更新し、意識障害を起こした女性会社員が、
軽自動車で歩道に乗り上げ2人を死傷させた。捜査関係者によると、女性は2007年3月に免許を取得し、
持病を認識していたが、2010年2月に免許を更新した際に必要な申告をしていなかった。
また、事故の数日前から薬の服用を怠っていた。2011年11月10日、本件に関して松江地裁は持病に関して
「無自覚で安易な姿勢」として禁錮2年の有罪判決を言い渡した(控訴中)[12]。
・2012年4月12日京都市で、てんかんの持病があったという同市西京区の男性。午後1時過ぎ、京都市東山区
大和大路通四条の交差点付近で、軽ワゴン車が歩行者の列に突っ込んだ。18人がはねられて搬送され、
運転手を含む男女計8人が死亡。車はタクシーと接触事故を起こした直後に歩行者をはねる事故を起こし、
大和大路通を北上し、約200メートル先でタクシーなどを追い越そうとして電柱に衝突して停止。
運転していた男性も病院搬送後、死亡が確認された。男性はてんかんの症状があり、医師や家族から運転を
控えるように言われていたという[13]。
一般人と同じように扱えって?
だったら急に失神したり、意識障害を起こしたりするなよな!