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中国13都市で一党独裁打倒求め集会呼びかけ 
活動家連行など100人以上


民衆によるデモが政権崩壊に結びついたチュニジアの「ジャスミン革命」にならい、北京や上海など
中国の13の都市で20日、一党独裁打倒などを求める集会がインターネットで呼びかけられ、
このうち上海市内では、集まった若者ら少なくとも6人が公安当局に身柄を拘束される騒ぎがあった。

 
中国当局は集会の呼びかけや中東アフリカ情勢の検索制限などネット規制も強めて、神経をとがらせている。

 
この日の呼びかけは南京や天津、広州なども含む各地で午後2時(日本時間同3時)に、共産党一党独裁
体制の打倒や私有財産権の保障、報道や言論の自由のほか、司法の独立など民主化を求めるスローガンを
一斉に叫ぶよう提唱した。

 
上海市内の集合場所に指定された人民広場近くでは午後2時すぎ、呼びかけに応じて集まった中国人の
若い男性4人が立ち話をしていたところ、このうち3人が警官らに理由なく連行された。
さらに、共産党批判を叫んだ年配の女性1人と近くにいた男性2人も連行されて、騒然となった。

 
江蘇省南京では呼びかけに応じて民衆約50人が繁華街に集まったが、警察隊に取り囲まれてにらみあい
となり、解散させられた。


北京市内の天安門広場では、私服を含め数百人の警官が人の流れに目を光らせたほか、数十台の警察車両が
集まって異様な雰囲気につつまれた。
集会場所に指定された繁華街の王府井周辺でも厳重な警戒態勢がしかれたが、集会は行われなかった。
通行人の男性がデモ参加者に間違われて連行されそうになる場面もあった。

 
北京在住の民主化運動関係者によると、複数の民主活動家と人権活動家は19日夜に警察当局から
「20日には外出しないように」と警告された上、同日早朝から複数の警官が自宅周辺を取り囲むなど、
事実上の軟禁状態となったという。

 
香港からの報道では、中国全土でこの日、中国当局に外出を禁止されたり連行されたりした民主活動家らは
100人以上に達した。

 
ネット上では、20日に集会を開けなかった都市に対して今後も毎週日曜日に行動を起こすよう呼びかけ
られている。中国も中東アフリカ各国と同じく、食品を中心とした激しいインフレや社会の閉塞性に対する
庶民の不満が強まっている。
反日デモとは次元の異なる反体制運動に、中国当局は警戒を強めており、徹底的な取り締まりが行われそうだ。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/110220/chn11022019300005-n1.htm


そうこうするうちに、中南海は日本の尖閣諸島などの対外的な問題を提示して
国民の目を革命・暴動から逸らすかもしれませんね。
これって。いつものパターンですからね。 どうなんでしょうか。