人民の不満が充満したら

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中国本土…「6月4日」を「5月35日」と言い換え抗議 
香港…過去最多の追悼集会



北京の天安門広場周辺には4日、いつもより多くの警察車両や小銃を抱えた警官らが配置され、
複数ある広場入り口では観光客らの手荷物を厳しくチェックしていた。



中国外務省の洪磊報道官は同日の定例記者会見で、「1980年代に北京で起きた政治風波(騒ぎ)
などについて、中国政府はとうの昔に結論を得ている」などと主張、事件の再評価を改めて拒否した。

 


民主活動家らの拘束が伝えられる中、当局は国内報道を規制している。中国共産党機関紙、人民日報
をはじめとする中国各紙は事件を黙殺。NHK海外放送の関連ニュースも同日、約3分間中断される
など規制は海外メディアにも及んだ。

 


中国国内の知識人らは「6月4日」を「5月35日」と言い換えてネット規制をかいくぐり、中国版
ツイッター「微博」などに投稿。「今夜はろうそくをともして晩餐(ばんさん)だ」といった表現で
哀悼の意を示した。




一方、中国国内で「一国二制度」が保障されている香港では4日夜、民主派団体「香港市民愛国民主
運動支援連合会」の呼びかけで、犠牲者を悼む集会が香港島のビクトリア公園で行われた。
主催者側は、香港で開催された追悼集会としては過去最多の18万人以上が参加したと発表した。

 


これに対し「事件は学生の暴動で鎮圧は当然」などと主張する親中派の複数の団体が式典に反対し、
公園の外で抗議活動を行った。

 


また香港の大学生が、天安門広場などで学生らを弾圧した中国人民解放軍の戦車の実物大模型を製作し、
中心部のショッピングセンターに展示していたが、関係者によると、4日午後、親中派とみられる人物
によって覆いがかぶされた。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140605/chn14060500350003-n1.htm



天安門事件直後の1989年6月10日に撮影された、
中国人民解放軍の戦車や兵士が警備に当たる北京・
天安門広場前の様子(上)(AP)。
事件から25年を迎えた4日、天安門広場の警備に
向かう武装警察官ら(下)(共同)



https://www.youtube.com/watch?v=xzqVAU4Wm8E:movie,w600



異常ですな。日本ならさしずめ皇居か首相官邸前に戦車を配備する
ようなものですか。
人民解放軍が人民に対して銃口を向け、容赦なく撃ち殺した前代未聞の
事件から、25年。もう四半世紀ですね。
あれ以来、反政府勢力といいますか、現状を容認出来ない変革を
求める人民の群衆が、天安門などで抗議することはありませんが、
中国共産党に不満を持つ人民は多いはずです。
その不満が充満し、破裂した時が、第二の天安門事件となりるかも
しれません。
その時は軍も人民の側について欲しいのですが、如何せん、陸軍は
出身地以外の部隊に配属されます。
なので、北京に投入される軍は何の躊躇いもなく銃口を向ける
ことが出来るんですね。抗議活動の人民など外国人みたいなものです。
25年前がそうだったように。