[東京新聞杯(G3)]
マスクトゥディーヴァがここに出てきたのは分かりますよね。
ヴィクトリアマイルに安田記念を展望するなら、厳冬期とはいえ、東京新聞杯を
選ぶべきでしょう。何故なら、東京新聞杯以降、目標とするG1まで、府中千六の
重賞はありません。東京の経験のない馬で、春のマイルG1を展望するなら、ここで
経験させるしかありません。
安田記念の前哨戦である京王杯スプリングカップの、地盤沈下は目を覆うほどです。
マスクトゥディーヴァの能力は買いますが、この小さな体で、初の56キロは少し
気になるところです。
本命は、マイルチャンピオンシップでも本命にした◎ジャスティンカフェの切れ味を
推したいですね。昨年は敗れましたが、東京新聞杯の府中千六こそ、この馬の能力を
フルに発揮できる舞台と思いますね。唯一心配なのが、東京がDコースになることです。
コーナーのカーブが大きくなることで、後ろからの差し馬には、若干の不利になります。
相手は、マスクトゥディーヴァ、どんな馬でも連れてくるルメール騎乗のウンブライル、
左回りの直線が長いコースが合うアヴェラーレ。
穴なら、府中・千六でこそのアスクコンナモンダ、殿一気型でもスタートを五分に出れば
ルージュリナージュ、条件を問わず崩れないトゥードジボン、ヴィクトリアマイルほど
走ればサウンドビバーチェ。
[きさらぎ賞(G3)]
以前はクラシックへの出世レースでしたが、今は格付けが下がったかな。
今やクラシックへの最大の登竜門は、来週開催される共同通信杯ですね。
ダービーまで(ダービーと相性の悪い青葉賞を除き)、この世代の府中重賞は
共同通信杯だけですからね。ダービーを展望する有力馬に東京を経験させる絶好の
舞台ですね。
コーナー2回の千八を連勝した、ヴェロキラプトルに期待します。
唯一のオープン勝ちのある馬です。前走は逃げたというより、コーナー4回が
合わなかったと思われます。東京・阪神で結果を残しているので、京都の外回りも
問題ないでしょう。
相手は、ファーヴェント、ジャスティンアースにビザンチンドリームの人気馬。
穴なら、前走ハイペースで後方一気に見所があり、時計の要する馬場が合いそうな
ウォーターリヒト、やはり時計がかかればシヴァース、レベルが高かったデイリー杯
2歳ステークス組からナムラエイハブ、初芝でも問題なかった、ここまで人気がない
ならテイエムリステット。