土曜競馬 展望

競馬

[オーシャンステークス(G3)]


短距離の重賞らしく、緩みのない早いペースで流れて、馬場は良く逃げ・先行馬
優位と思いきや、直線の急坂では差しも届きます。
一体どのレースが、高松宮記念の前哨戦、最重要レースなのかは分かりませんが
オーシャンステークスも注目のレースですね。
なかなかの好メンバーが集まり、取捨選択に悩みますね。
中でも中山千二(2110)、千二(5513)で、横山和騎手との相性も抜群の
ジュビリーヘッドの安定感を支持します。頭からというまで自信はありませんが、
馬券圏内には、一番近い馬だと思います。既に重賞では通用しています。
相手ですが、有力馬とそれ以外では、少し力が違いますので、余り穴馬を期待する
のはどうでしょうか。
59キロが鍵もナランフレグ、中山で好時計の勝ち鞍があるヴェントヴォーチェ、
末脚に磨きがかかってきたキミワクイーンとエイシンスポッター、このコースでは
外枠が不利も、オパールシャルムは直線半ばまでなのでジャスパージャック。
穴なら、マリアズハートの差し脚に、新潟千直専門ではなく斤量増は牝馬にしては
雄大な馬体のジャズエチュードの先行力。



[チューリップ賞(G2)]


高松宮記念とは違い、桜花賞の最重要前哨戦は、今も昔もチューリップ賞
しかし、今年の当レースは、核となるような中心馬不在です。
どこからでも入れそうですね。
ハナ争いがあってもすぐに隊列は決まり、各馬折り合い重視で4コーナーから直線
での勝負へ。


まだ昭和の時代、中森明菜の名曲「北ウイング」から馬名をつけた◎キタウイング。
千六では崩れたことはないと書きたいところですが、阪神JFでは惨敗を喫しました。
が、あれはペース配分を読めないヘタな和田竜騎手の駄乗によるものです。敗因は
はっきりしてますね。それを除けば、千六は3戦3勝。
生産牧場でもあるミルファームですが、馬主歴で最初に重賞を勝ったのが、昨年の
アイビスSD。鞍上は杉原誠人騎手。馬主・騎手とも重賞初制覇となりました。
杉原騎手は長い間、名伯楽・藤沢和雄厩舎で調教をつけてきました。本番で藤沢
厩舎の馬に乗ることは、乗せてもらえることは余りありませんでした。苦労人です。
その藤沢厩舎を離れてから、この1年で2つの重賞を勝ち、遅まきながらこれから
の騎手です。名馬の背中を知り尽くしているのは、大きな財産でしょう。
相手は、ルミノメテオールダルエスサラーム、ドゥーラ、モズメイメイに
ペリファーニア。
穴なら、負けても着差は僅差で経験値豊富なアリスヴェリテ、チューリップ賞
未勝利馬が馬券になったことがあるのかは知りませんが、鞍上の横山典騎手が
喜びそうな脚質と末脚のルカンは買います。


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