土曜競馬 展望

競馬

[オーシャンステークス(G3)]


高松宮記念の前哨戦である阪急杯が、何故、千四で施行されるのか?
さて、オーシャンステークス。千葉県北西部は夕方から小雨になったものの
夜8時を回る頃には上がりました。良馬場か良に近い稍重でしょう。
本番でも本命候補となるのが、カレンモエ。中山未経験ですが、同じような
コースの阪神で問題なければ大丈夫でしょう。何たってロードカナロア
カレンチャンとの仔です。遺伝的には、中山が悪いハズはありません。
5歳といえどもまだ8戦。経験を積み重ねるごとに走りの内容も充実一途。
このメンバーでは不動の本命ですね。何故か差し馬が揃った面子、展開も
向きそうですよね。
スプリント戦は実績より勢いが大事、それならアルピニズムが相手筆頭。
3番手評価としては、いつ走るのか分りませんが、追い込みが決まれば
エイティーンガールの一発。
先週の中山の芝は、展開にもよりますが、基本、前行った馬が有利でした。
そういう意味で穴なら、藤沢和雄師が適性ありと見込んでの、3戦目の
千二で変わり身があればコントラチェック。



[チューリップ賞(G2)]


今やクラシックといえども、本番へのステップは実に多様となりました。
アーモンドアイ(シンザン記念)、グランアレグリア(朝日杯FS)、
デアリングタクト(エルフィンS)ですね。
しかし、阪神千六のチューリップ賞桜花賞こそが王道でしょう。
しかし、王道というには寂しいメンバーになってっしまいました。
本賞金をいっぱい持っているので、あくまで本番への布石であっても
能力断然のメイケイエール。ただ、この馬は走るのに一生懸命で騎手
と折り合うということを、前走まででは、余り理解していませんね。
阪神JF、G1の流れでも引っ掛かって、武豊騎手をもっても如何と
もしがたい結果でした。能力の一端は見せましたけどね。
個人的には、ソダシよりもメイケイエールが桜花賞候補ですね。
残りは、全馬1勝馬で本賞金 400万円。これでは桜花賞出走どころ
ではありません。何とか3着までに入らないと、牝馬の花道への
切符は手に入りません。
川田、福永、松山の腕達者を本線に、オッズ次第で穴馬にも流します。
このレースは、メイケイエールがどういう競馬をするかの1点が
見所と思われます。