[京王杯２歳ステークス（Ｇ２）]
古馬の重賞は簡単ではありませんが、この時期の２歳重賞は難しい
ですね。臨戦過程がバラバラで、横の比較が難しく、縦のラインと
調教などで判断するしかないのでしょう。
そうすると一番手に挙げられるのは、ブルーシンフォニー。
新潟２歳Ｓは大幅に時計を詰めた点は、評価が必要でしょう。
稽古は抜群、２週続けて古馬オープンのゴールドギア（一杯）に併
せて先着と、中身の濃い調教でした。課題のスタートさえ五分に出
れば、展開不問、勝負になる逸材でしょう。
リフレイムは、新馬戦を右にササってしまい、外埒まで飛んでいき
ましたが、走路再審査を受けての二戦目では、真っ直ぐ走り５馬身
差の圧勝。ただ者ではありません。
ルメール騎手を迎えてのモントライゼですが、小倉２歳Ｓでは強豪
メイケイエールには屈しましたが、後続には４馬身差をつけており
ここでも通用する素質馬でしょう。函館２歳Ｓ組は、近年では馬券
に絡んでいるので、リンゴアメ。
人気どころを挙げましたが、穴としては、昔はメイショウ、今ニシ
ノ（セイウン）のオーナー西山茂行氏のニシノガブリヨリ、前走が
圧勝のストライプあたりでしょうか。
[ファンタジーステークス（Ｇ３）]
２連勝の中身が濃いメイケイエール。初の千四ですが、直線平坦な
淀千四なら能力の高さでこなしてしまうでしょう。
どういう結果になるのかが楽しみなヨカヨカ。４戦連続で福永騎手
なので無様はないでしょうが、新馬→フェニックスが一般馬との対
戦、前走ひまわり賞が九州産馬限定戦。九州、特に故郷の熊本では
盛り上がっているそうですが、ここが試金石。頑張って欲しいとこ
ろですよね。
強敵相手に戦ってきての善戦は、この中にあっても光るラヴケリー。
同系との兼ね合いですが、前走は重馬場で度外視、２走前がレコー
ド勝ちのフリード、穴なら８枠２頭。
