[有馬記念(G1)]
前日予想の段階で、ペースは早くなる可能性はありましたが、ここまで
早いとは想定外でしたね。アエロリットの単騎大逃げで始まりました。
大本命アーモンドアイは中団を進み、それをピタリとマークのフィエールマン。
4コーナーで一気に馬群が動き、アーモンドアイが4番手に上がってきた時は
どこのJRA施設も大盛り上がり大会ではなかったでしょうか。
私の隠れた本命のフィエールマンも、連れていい感じで上がってきました。
しかし直線、アーモンドアイは伸びません。場内から悲鳴が聞こえてきます。
代わりにこの大舞台で主演女優を演じたのは、リスグラシュー。
2着皐月賞馬・3着菊花賞馬に5馬身差をつけての一人舞台。
Dレーン騎手ではありませんが、これで引退は余りに惜しいですね。
で、アーモンドアイですが、サンスポ記事では・・・
「単勝1・5倍の圧倒的な支持を集めてGI7勝目を狙ったアーモンドアイ
は9着惨敗。ルメールは「最初のスタンド前でスイッチが入ってしまった。
2500メートルはリラックスして走らないと…。最後は疲れていた」と目
がうつろだった。
Cルメール騎手と国枝調教師の心中は如何に・・・。
本当に、世の中には「絶対!」はあり得ないことを思い知らされました。
絶対王者が負けただけでなく、9着の惨敗なんて、戦前は考えられない
ことですもんね。
結果的に、アーモンドアイは、彼女を応援するためにスタンドを埋め尽く
したファンの大歓声に、ヤラレてしまいました。皮肉な結果ですね。
中央競馬はこれで終わりではありません。
12月28日(土)ホープフルステークス(G1)デイが残っていますし
その翌日は、大井競馬場での東京大賞典が控えています。
年明け元旦からは、川崎競馬が実施と、競馬ファンは休む暇もありません。
馬券ですが、前日予想の通り買い、どうしてもリスグラシューの充実ぶり
が頭をよぎるものですから、保険で買ったPAT馬券が当たりました。
少し大きな保険金が下りましたね。
フィエールマンが3着なら、この3倍の配当だったのですが ...。