シャープ もう終焉…

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シャープ、中国に液晶技術供与か



経営再建中のシャープが、中国の液晶パネルメーカーからの要請を受け、最先端の液晶技術
の供与を検討していることが24日分かった。技術料として数百億円の収入を確保し、経営
立て直しに必要なリストラ費用などに充てたい考えだ。



高画質の液晶パネルを生み出す「低温ポリシリコン」と呼ばれる技術で、中国の京東方科技
集団(BOE)や天馬微電子など数社から積極的な打診があったもようだ。
中国でスマートフォン向けに高精細な製品への需要が高まっているためだが、技術流出を懸念
する声も根強く、慎重に判断するとみられる。


→ http://www.daily.co.jp/society/economics/2015/03/24/0007850507.shtml


サムスンに技術供与して、今度は中国かよ。
まぁ一私企業のことなので、アレコレ言いませんが
中国に技術供与しても、メガバンクから1500〜2000億円を
調達しても、会社としては終わっているんじゃないの。
地デジの際のアクオスの快進撃が、実は終りの始まり
だったのかもしれません。



シャープが転落した背景


どうしてこうなった?!
全ては、1台のスマートフォンに集約される事から始まりました。
若者はインターネット(スマホ)に釘付けになり、テレビやCDプレーヤー、
カメラ離れが急速に加速しています。



全く売れなかった「ガラパゴス
シャープが手がけて大々的に宣伝しましたが、販売台数は1万台以下
(そのうち個人向けはほぼ皆無)とされていて、全く売れませんでした。


マーケット無視で戦略ゼロ
「もともと危機感が薄く、問題意識の低い社員が多い。電子端末のガラパゴス
やBIG PADも素人目に見て『売れない』と思いましたが、マーケットのニーズ
より『とにかく液晶を売りたい』、それしか頭にない。
責任は片山会長にあると思います。液晶を伸ばすため会長が投資を推進した
堺工場は、いまやシャープ最大のボトルネックと化してますから」


シャープが1兆円かけた堺工場
シャープは、1兆円もの巨額資金をかけて堺工場を完成させますが、大型液晶の
液晶価格が大幅低下して、採算が悪化しました。
現在のシャープ経営危機の直接の原因と言われています。