シャープは復帰出来るのか?

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シャープ、本社などほぼ全ての事業所に
根抵当権 主力2行1500億円



シャープの本社、国内のほぼすべての事業所、拠点の土地・建物に対し、主力取引銀行のみずほコーポレート
銀行と三菱東京UFJ銀行が追加融資の担保として計1500億円の根抵当権を設定したことが6日、分かった。
シャープはこれまで無担保で融資を受けていたが、1・2兆円の有利子負債を抱えるなど資金繰りが厳しい状況にある。

 

対象は、大阪市阿倍野区の本社ビルや隣接する田辺ビルのほか、国内のほぼすべての主要な事業所や拠点。
資本業務提携する台湾の鴻海(ほんはい)精密工業と共同運営する大型液晶パネルの堺工場(堺市)も検討
していた土地売却を中止し、担保に入れた。売却手続きを進めている東京都新宿区の市ケ谷ビルなどは除く。
根抵当権設定は8月31日付で、2行が750億円ずつを極度額に設定している。

 

シャープは、3千億超円のコマーシャルペーパー(CP)の償還期限が9月末に迫っている。
米系格付け会社の相次ぐ格下げと株価下落により、新たなCPの発行が困難なことから、金融機関からの資金調達に
頼るしかない状況が続く。シャープはこれまで銀行からの融資も無担保で受けてきたが、銀行側は担保が必要と判断した。

 

また、堺工場の運営会社の副社長に、鴻海側が出した役員が昇格したことが分かった。代表権のある副社長で、8月に
就任した。社長を出しているシャープと人事面でもほぼ対等な関係になった。


→ http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120906/wec12090618350009-n1.htm


http://www.youtube.com/watch?v=Z2n95TBF7y8:movie,w500


それを象徴しているのが「液晶テレビの先駆者」シャープだ。
同社は2004年に亀山工場を稼働させ、大画面液晶テレビ
大量生産する体制をいち早く確立した。
07年には液晶工場としては世界最大級の堺工場の建設を決め、
社運を懸けて総額1兆円もつぎ込んだ。
そのシャープが現在、深刻な経営危機に直面している。
堺工場の稼働率が3割に落ち込むなど、主力のテレビ・液晶事業が
不振を極めているからだ。
今年の春に600円台だった株価は急落し、8月15日には第1次
石油ショック直後の1974年以来の安値164円を付けた。
→ http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120903/biz12090309420000-n1.htm


頑張れシャープ!といいたいけど、ダメかなぁ・・・。
この数年、目のつけどころがシャープじゃなっかワケで・・・。