ノンポジは既に乗り遅れたか?

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株、ソフトバンク高が映す「乗り遅れ恐怖症」
膨らむ上昇持続期待




26日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発した。
企業業績の拡大を背景に相場の先高観は強く、前引け時点の上げ幅は100円を超えた。
後場開始直後には2000年4月以来となる1万8700円台に乗せた。
相場全体にも個別銘柄にも、積極的に買い上げるほどの手掛かりには乏しい。
そんな中で、じり高となった地合いには、投資家の間に広がる「待っているだけでは
列車に乗り遅れる」という焦りが垣間見えた。



押し目買いに押し目なし」。相場は思い通りにはいかないとの先達の教えをかみ
しめている投資家は多いはずだ。前日比2円高で寄り付いた日経平均は、その後に
上げ幅をじわじわと拡大。下げそうで下げない値動きは、安値で買おうとするあまりに
買い場を逃すことを戒める相場格言通りの展開だった。

 


SMBCフレンド証券の松野利彦チーフストラテジストは「今月中旬以降の相場上昇に
乗り切れていない投資家は多い」と指摘する。買いあぐねているうちに、日経平均
するすると水準を切り上げ、気がつけば心理的な節目の1万9000円に接近。
上昇相場の恩恵を受けたいと投資家の物色意欲は旺盛という。

 


何か買いたい。そんな焦りにも似た投資家の心の内を映し出したのが、ソフトバンク
ヤフーの値動きだろう。米携帯電話3位で子会社のスプリントの株価上昇を手掛かりに、
ソフトバンク株は一時2%超上昇。売買代金は東証1部で首位となった。
宿泊予約サイトで独自プランを展開すると伝わったヤフーも商いを伴って上昇した。

 


SBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストは「買い上がるだけの材料としては弱い
にもかかわらず上昇した両銘柄の動きは、相場の基礎体力の強さを示している」と指摘する。
相場を支える主役が日替わりで登場し、押し目をなかなか作らない。
しびれを切らして入れた買いが新たな買いを呼ぶ好循環に入ったとみる。

 


東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は25日時点で130.54%と、「買われすぎ」とされる
120%を上回る。短期的な過熱感を示すテクニカル指標には事欠かず、楽観論に浸りきるのは
厳禁だろう。とはいえ、先達の教えによると「もうはまだなり」ともいう。
中旬から勢いを増した日本株。意外に息の長い上昇相場になるのかもしれない。




→ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXLASFL26H64_26022015000000


[,w600]


本日の指標
日経平均株価:18,785.79円
(+200.59円 +1.08%)
TOPIX:1,521.68pt
(+14.06 +0.93%)


騰がって騰がって、少し下げる、を繰り返していくうちに、
日経平均株価は、19,000円台が射程圏に入りました。
株価を左右するのは、堅調な日本企業ではなくて外部的要因が
大きくなります。
例えば最高値を更新し続ける米ダウの急落とか、欧州のギリシャ
問題にテロ問題。中国の経済指標の下落などが気を付けなきゃ
いけない要素ですかね。
ゴールドマン・サックス証券が同日、東証株価指数(TOPIX)
の今後の目標水準を引き上げました。
多くの海外投資家を顧客に抱える同証券の見通しの上方修正は、
海外勢が日本株に対する評価を高めているとの見方に繋がりました。
今後はどうなるのか・・・。未来のことは誰にも分かりません。
ノンポジの人にとっては
株価は2万円台を目指す、と考えれば買えばいいし
いやそろそろ天井だ、と考えればジッと我慢で待てばよろしい。



私事ですが、昨年の12月に某メガバンクを高値で買って
しまいました。手数料込の価格で692円でした。
個人的に株価はその後も騰がると踏んでの買いでした。
しかしそこが天井で、後はズルズルと下がっていく一方…。
年越して、1月には618円なんて値がついた頃は
「あぁ〜あ、こりゃ当分塩漬けだな」と思ったものでした。
しかし、この株は絶対にこのままでは終わらないと、損切りなど
ゆめゆめ思いませんでした。買った時の信念ですね。
そして2月に発表したアナリスト予想を超えた好決算。
この決算発表の翌日から進撃開始!
今日の終値は、786.9円。+13.7%。
ウハウハかもしれませんが、「まだはもう、もうはまだ」の
格言通り、“持つ信念と見切千両”を半々持ちながらの
株ライフになりますね。


別に数字を隠す必要はないのですが、
サラリーマンとしては多額だと思えば多額ですし、
信用などでメイチの勝負に出ている人には小額に映る
程度のものです、はい。