何故かザラ場は円安に?

競馬


東証大引け、5日ぶり反発 
円下落で買い戻し、トヨタ堅調



30日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反発した。終値は前日比208円69銭(1.53%)
高の1万3869円82銭だった。円相場の下落を受け、トヨタなど輸出関連株を中心に値ごろ感からの買い
が入った。前日までの4日間で1100円超下げていたため、自律反発狙いの買いも入りやすかったという。
アジアの株式相場が堅調に推移したことも後押しした。



朝方は前日の米国株やシカゴ市場の日経平均先物の下落を受け、持ち高調整の売りが先行して始まった。
その後は円相場が1ドル=98円台に下落したことで押し目買いが増え、指数は持ち直した。
昼休み時間に豪中銀総裁の発言をきっかけにドルが買われ、円安を促すと、日経平均先物への買いが膨らみ、
現物株相場を押し上げた。上げ幅は一時240円余りに達し、1万3900円台に乗せる場面があった。

 


寄り付き前に発表になった6月の鉱工業生産指数は前月比で3.3%低下し、市場予想(1.5%低下)を
下回った。ただ、7月の生産予測は前月比6.5%上昇を見込み、生産が持ち直し傾向にあるとして、
買い安心感につながった面もあるという。

 


東証1部の売買代金は2兆2449億円と、日経平均の上昇幅のわりにやや盛り上がりを欠いた。
市場では「株高は先物が主導した面が大きく、消費税引き上げを巡る議論の行方などに先行き不透明感
が残る中で投資家の様子見姿勢も目立つ」(岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジスト)
との声があった。

 


東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反発。業種別株価指数では33業種すべてが上昇。
「海運」や「その他金融」、「非鉄」など直近の下げが目立っていた銘柄の上昇が目立った。

 


東証1部の売買高は25億7904万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の86%に相当する1508、
値下がりは203で、横ばいは41だった。

 


午後に2013年4〜9月期の業績予想を上方修正した川重が大幅高。東電、ソフトバンクが買われ、
三菱UFJ、三井住友FGなど大手銀行株も堅調。トヨタ富士重は約3%上昇した。
4〜6月期決算を受け、朝方は軟調だったコマツ後場は持ち直した。
半面、キヤノンが年初来安値を更新。信越化、東エレクも下げ、日立建機が売られた。



→ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_30072013000000


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昨日の反動が出ましたね。1ドル=98円中頃は決して円安では
ありませんね。 今は、1ドル=98円10銭台です。
ザラ場の時だけ、円安傾向にあるような気がします。 
まぁ、昨日が下がり過ぎた反動と、値頃感から買われた
のでしょう。
売買代金はそれでも約2兆2千億円と振るいません。
大口の機関投資家は、まだ様子見の姿勢を崩してはいません。
今週から来週にかけてイベントや経済指標、企業決算に
一喜一憂することになりそうですね。