1万5千円は高値か?

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東証大引け、6日ぶり反落
高値警戒感強まる、売買代金3兆円超え



19日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比218円59銭(1.48%)
安の1万4589円91銭だった。朝方に節目の1万5000円に接近したことで高値警戒感が強まり、利益
確定の売りが優勢だった。前場には対ドルの円相場上昇や債券先物相場の上昇が重荷になり、下げ幅
は395円に広がる場面もあった。週末に参院選や20カ国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議
といった重要イベントを控え、持ち高調整の売りも出やすかった。



朝高後に上値の重さが目立ち始め、日経平均先物9月物に売りが出ると、それまで前日の米株高・円安を
支えに買いを入れていた投資家が一転して利益確定の売りに動いた。
株安が招いた円買いと債券買いも巻き込み、売りに拍車がかかった。

 


日経平均株価は1日の取引時間中の安値から、19日朝方に1万4953円を付けるまでの3週間で約10%上昇。
節目の1万5000円にあと50円余りに接近したことで高値警戒感も高まっていた。
参院選を目の前に控え、市場では「イベント前にいったん売っておこうという投資家は多かった」
(SMBC日興証券西広市株式調査部部長)との声も出ていた。後場先物主導で300円あまり下げる
場面があった。

 


日経平均の高値と安値の差は540円と、6月21日以来の大きさとなった。日経平均株価の将来の値動きの
大きさを予測する「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は一時、前日比6ポイント
強高い37.03まで上昇した。

 


東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落。業種別TOPIXでは33業種中、「非鉄金属」、
「海運業」、「証券商品先物」など29業種が下げた。

 


東証1部の売買代金は概算で3兆1082億円と6月14日以来、約1カ月ぶりに3兆円を回復した。
売買高も36億4305万株と、6月14日以来の多さだった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の8割強を占める
1474、値上がり銘柄数は220、変わらずは59だった。
ファストリいすゞトヨタファナックが下落した。東エレク、アドテストといった半導体関連にも売り
がかさんだ。一方、オリンパス、Jフロント、シャープ、任天堂が高い。スカパーJやヤフー、NTTドコモ
も買われた。



→ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_19072013000000


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今朝、「買い一巡後は揉み合い」と書きましたが、揉み合って上値が重いと
見るやいなや、日経平均先物に売り方の一気の売り浴びせ。裁定解消売りを
誘い、現物株も下落。一気に▲300円以上も下げました。
>対ドルの円相場上昇や債券先物相場の上昇が重荷
>株安が招いた円買いと債券買いも巻き込み、売りに拍車がかかった
1万5千円が高値警戒域とは思われませんが、悪いことは重なるものです。
株は正にも負にも、オーバーシュートをしがちです。
昨日までの上昇分で、日経平均先物の買いが貯まったものを、売りに出した
のでしょう。買えば売る、売れば買う、のは当然のことですが、今日の下げは
何か腑に落ちませんね。 一部の投機家の仕掛けに乗せられたような気がします。
「みかか」も最後の方ではは±0でしたが、大引けで売りに押され▲20円
(5210円)でした。まぁこれくらいで済んでよかったのでしょうか。