「市長選、平松氏勝利に非協力的な人は不利益になるぞ」
大阪市の労組、組織ぐるみで職員脅迫の疑い
スクープです。大阪市交通局の労働組合が、去年の大阪市長選挙で、現職市長の支援に
協力しなければ不利益があると、職員を脅すように指示していた疑いが独自の取材で
明らかになりました。
大阪市交通局の労働組合は、去年11月の市長選で、勤務時間中に現職の平松氏支援の
ための「知人紹介カード」を集めていたことが発覚し、橋下市長に謝罪しています。
さらに今回、ANNが独自に入手した紹介カードの回収リストには、「非協力的な組合員が
いた場合は、今後、不利益になることを本人に伝える」との指示が書き込まれていました。
内部告発者:「正直、恐怖を覚えた。(人を脅す)やくざと言っていいくらいの団体だと思う」
内部告発を受けた維新の会の市議が、6日朝、事実確認のため交通局に出向きました。
大阪維新の会の市議:「はっきりとした恫喝(どうかつ)ですよね」
大阪市交通局・総務課長:「(リストを)ざっと見る限り、(交通局に)在籍している職員。
職員コードもほぼ間違いない」
リストには交通局職員の3割にあたる1867人が並び、政治活動が制限されている管理職も
います。総務部しか知らないはずの非組合員のコード番号も記され、組織ぐるみの疑いが
強まっています。
→ http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220206010.html