アイルランド国債1段階格下げ S&P
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2日、欧州連合(EU)と国際通貨基金
(IMF)に救済されたアイルランドの国債格付けをAから1段階下げ、Aマイナスにすると発表した。
国内銀行の不良債権がさらに増える可能性があるため。
最近格下げされた日本国債のAAマイナスより3段階低い水準。
→ http://www.asahi.com/business/update/0202/TKY201102020457.html
EUとIMFからの救済があっても国債格付けが1ランクのダウン。
まだまだ欧州のソブリンリスクは拭い去ってはいないようです。
あと、スペインを始めとする若年層の失業率高止まりも懸念材料のひとつですね。
欧州の社会不安は決して対岸の出来事ではありません。
欧州金融破綻、メルトダウンの序幕から中盤に差し掛かったのでしょうか。