コロコロ変わる鳩山氏の本心

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首相と前首相が再会談 
全面戦争回避へ土壇場の調整


民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)の対応をめぐり、菅直人首相は29日夜、
首相公邸で鳩山由紀夫前首相と25日に続き再会談した。
代表選で小沢一郎前幹事長と首相との一騎打ちの公算が大きくなり、党内に「党分裂」
への懸念が高まっており、全面対決の回避に向けた土壇場の調整を進めたとみられる。
ただ、菅、小沢両陣営ともすでに事実上の選挙戦に突入しており、事態打開は極めて
困難な情勢だ。

 
鳩山氏は会談で、小沢氏の処遇も含めた「挙党一致」態勢の構築の必要性を強調したと
みられる。小沢氏に反発してきた仙谷由人官房長官への懸念が伝えられた可能性もある。

 
鳩山氏は29日朝、ロシアから帰国し、午後からは都内のホテルで鳩山グループ幹部と
代表選への対応策を協議した。

 
鳩山氏は同日午後、都内のホテルで仙谷氏とも会談。仙谷氏は記者団に「深刻な事態に
ならないように私も努力したい。(無投票の可能性は)十二分にある」と述べた。

 
鳩山氏は28日、訪問先のモスクワ市内で「私を首相に導いてもらった恩返しをすべきだ」
と小沢氏支持を重ねて明言した。

 
しかし、鳩山グループ内では「代表選をやっている場合ではない」と対立回避を求める声が
強まっている。中山義活首相補佐官は29日午前、都内で記者団に「民主党には過去に
(小沢氏が解党した)新進党にいた方もいる。だからトラウマがある。
両巨頭がぶつかった選挙後は『ひょっとしたら』ということをみんな思っている」と語り、
党分裂の可能性を危惧(きぐ)した上で全面対立を回避すべきだとの考えを示した。


一方、代表選告示を3日後に控え、両陣営とも「今週からガンガン行く」(首相を支持する
閣僚)と一歩も引かない構えだ。
対立回避についても小沢氏側近は「今ごろ何言ってんだって感じだ。(菅−鳩山会談は)
単なるセレモニーだ」と断じた。

 
首相もすでに「決戦」を見据えた行動に入っている。
29日は兵庫県姫路市と同県芦屋市を視察。それぞれで車座集会を開き、「世論」の動向を探った。
加えて「保護司制度の拡充」と「高齢単身・夫婦のみ世帯への生活支援拡充」などを次々に
関係省庁に指示。政治空白をつくらないことの重要性をアピールした。


→ http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100829/plc1008291946009-n1.htm


つい先般、世論の批判を浴びて「政治と金の問題」で職を辞した小鳩が
キャスティングボードを握る民主党代表選挙は素人目にも異様ですね。
内政・外交とも稚拙な菅総理ですが、黒いカネに塗れた汚沢、いや小沢氏
よりかは、まだマシなのでしょうかね。
小沢氏も党内での求心力を維持するためにイヤイヤ仕方なく立候補したのは
ミエミエですね。 自分の秘書が3人逮捕されて、自身も検察審査会での
「起訴相当」野郎ですので、出来れば表には出ずに党内で影響力がある地位
(=党幹事長ポスト)の方がベストだと思っているじゃないかしらん。