土曜競馬 回顧

競馬

[チューリップ賞(G3)]


ゴール前2Fまでは、サクラミモザの逃げ切りかと思いました。
ブエナビスタの安藤勝騎手も、ヒヤッとしたとインタビューで答えてますね。
出遅れとは言えなくも、ほぼ互角でスタートをキメて後方待機策。
ペースが緩いと見るや、少しずつ外から掛らないよう慎重に進出。


4コーナーまでに中団に付け、内6頭分位の大外に出して直線勝負。
休み明けのせいか、反応はイマイチながらもエンジンが点火してからの
末脚の爆発力は立派。 余裕で2着馬に1- 1/4差での楽勝劇。
陣営としては、休み明けで本番を控えての無理は禁物。
格の違いというか、力の違いを見せつけた結果でしたね。
本番では少なくても、このレースの面子に負けることはありません。
でもなぁ〜。余りに雑な競馬じゃないのかねぇ。
桜花賞オークスは出走確実なだけに、ここはトライアルに徹しての
克服すべき課題は無かったの? そこまで完全だとは思えませんけど。
馬体に成長もなかったのも少し気になるところです。



[オーシャンステークス(G3)]


勝ったアーバニティは良血開花というところでしょうか。
横山典騎手もフルゲートの最内枠は不安だったのではないでしょうか。
やはりというか、外に出すことが出来ずに直線も内を突く。
前が詰るかと思いきや、苦しいところを一瞬の脚で内2頭の外に出して
そのまま差し切り勝ち。
この勝負強さは流石、スティンガーなどの弟といったところか。
次は恐らく高松宮記念(G1)でしょう。
ただ気になるのが、次走はポカが出易い “連闘後の一戦”。
さてさて、若き古賀調教師陣営の腕の見せ処ですね。