日曜競馬 回顧

競馬


[根岸ステークス(G3)]


レース直後の感想は、◎サマーウインドについて
『あぁ、今の力の要るダートより軽い馬場がいいんだな...。』
向こう流しから直線に入るまで、ほんの少し掛かってたかな?
それでも武豊騎手が手綱を抑え、2番手で直線に入って時には
『さて、どうなるかな』→『お?意外と伸びないぞ?』→
大外からグロリアスノアオーロマイスターが突っ込んでくるのを観て
『連だけ確保しろよ!そのママァーーー!』の絶叫が功を奏したか
どうか分かりませんが、取り敢えず2着確保は確信しました。
『やれやれ ...。』


サマーウインドについては、武豊騎手もコメントを出したように
スピード勝負の軽い馬場が合ってますね。
勝ち時計が1.23.7ですからね。これが22秒台での決着なら
サマーウインドの出番だったと思います。
勝ったグロリアスノアについては、以外かつ不思議な程の人気薄馬。
東京好者[2100]で、重賞実績とOP勝ちの差し馬ですから、私なんか
何の迷いもなく主力5頭に入れたのですけどね。


馬連  8−9  5,960円


正直、驚きました。狐につままれた気分?『何でこんなに付くの???』
グロリアスノアが11番人気だったんですね。
別に自慢でも嫌味でも無く、こんなに人気薄とは想定外。
「1馬」紙上では、ワリと重い印が付いてましたしねぇ ...。
小林慎一郎騎手、重賞初勝利、おめでとうございます。
自厩舎の馬での人馬ともの重賞初制覇!
矢作厩舎、今夜の酒は、さぞかし旨いでしょうね。
スーニは大外が最後まで響きましたね。前に壁を作って折り合うことが
難しかったですからね。 あと力を要する馬場での58キロは明け4歳には
厳しい条件でしたね。


ところで、レースラップですが
12.4 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.8 - 12.0 - 12.5
前半3F:35.6 後半3F:36.3 ほぼ平均ペース。
つまり、展開云々は余り関係なく、この条件での力通りの結果でした。
ただ、本番は厳しいかなぁ。
サクセスブロッケンエスポワールシチーを相手にするには、
今日のメンバーでは少々ハードルが高いでしょうかね。




[京都牝馬ステークス(G3)]


午後からの降雨が何よりの誤算。
普段なら、京都の天気も予報で確認して予想すべきでしたが
それを怠ったのは自業自得。
ただでさえ時計の要する馬場、そこに雨で稍重馬場に。
『ん〜、ちょっと不利な条件になったなぁ ...。』
56キロを背負った◎ザレマについては、安藤勝騎手が
“これで負けたら仕方ない競馬”をしたのですが ...、
最後は、1着2着馬との斤量の差でしょう。
ザレマにとっては、疎ましい雨でしたねぇ。


レースラップですが、
12.7 - 11.7 - 12.3 - 12.7 - 12.3 - 11.6 - 11.2 - 11.9
前半4F:49.4 後半4F:47.0(3F:34.7)
前後半差2.4秒の典型的なスローの上がり勝負でした。 


勝ったヒカルアマランサスは、「1馬」紙上では先行・中団の
競馬をするハズでしたが、狙ったが如く最後方からの殿直線一気!
この馬場で大外を通ったとはいえ、上がり33.6!
軽い斤量(52)もあったにせよ、立派ですね。
デムーロが陣営の指示を無視して(?)新味を引き出しての
勝利でしょうか。 このヘンは興味あるところです。
2着ベストロケーションも立派です。
2番手できちんと折り合って、直線でザレマを競り落とすあたり
この馬の勢いを感じました。 流石、ダイナアクトレスの娘ですね。
千二〜千六までが守備範囲となり、今後も楽しみな1頭となりました。
重賞2着賞金GETは、今後のためにヨカッタですね。
また、木幡騎手が重賞(しかも西)で活躍したのもヨカッタです。