豪華メンバーの有馬記念でしたが、このホープフルステークスの日が残されて
いることで、大一番で厚く勝負!感が幾分薄らいだような気がします。
ホープフルステークスの次の日には東京大賞典があり、30日まで大井開催が
残り、31日には高知競馬の最大のレースである高知県知事賞があり、年が明
けて1日からは川崎競馬が行われるなどがあり、もうお金は大切に使うことが
肝要ですね。
南関4場も同じだと思われますが、三が日の船橋競馬場の混んでること(笑)
もう家で相手にされないオヤジたちが、初詣など知ったことかと、船橋場外売り場
に集結しています。これでいいのかとも思わなくもないですけどね。
[ホープフルステークス(G1)]
G1に昇格した過去6年間では、新馬勝ちでの直行組は3着が1回のみで、
残りの23頭は、重賞・特別を使っていて、重賞以外の特別組では、まず
1着が必要でしょう。やはり、まだ6年しか経っていないG1とはいえ、
それなりの成績のある馬ではないと、心もとないところでしょう。
前走の競馬は、ちぐはぐな面がありましたが、新馬戦では先行して快勝、
前走にしても、モレイラ騎手が「能力がなければ出来ない勝ち方」と述べて
いますが、やはり素質はここでは一枚上と見て、◎シンエンペラーを軸に
取ります。「軸に取る」とは少し控えめですが、何たって17頭が経験が浅く
脚質も決まっていないメンバー同士の競馬ですからね。
でも、必ずや名手ムルザバエフ騎手の鞭に応えてくれるでしょう。
陣営の矢作厩舎も、新馬戦で府中千八、京都2歳Sで京都の二千を使うところ
を見ると、皐月賞と日本ダービーを意識しているに違いありません。
あの馬娘が見事に下降線を辿っていますが、このオーナーの初G1制覇も
遠くはないでしょう。しかし、馬名が「自分の名前に皇帝」とは?
相手には、サウジアラビアRCを制したゴンバデカーブース、二千には十分に
対応可能なヴェロキラプトル、出遅れ癖があるも4コーナー前からマクれれば
ショウナンラプンタ、少頭数の競馬しか経験がなく揉まれた時にどうかも
やはりルメール騎手は押さえるレガレイラ、先行有利な中山二千でセンチュリ
ボンド。
穴なら、というか穴ではないかもしれえませんが、押しの強いマーカンド騎手で
タリフラインの末脚、中山二千の特別勝ちでシリウスコルト、もう少し前で
競馬が出来れば、外をブン回すことしかしないMデムーロ騎手から、フランスの
名手モリス騎手に乗り替わってのディスペランツァ。