日曜競馬 回顧

競馬


[朝日杯フューチュリティステークス(G1)]


まぁ、あれです。何の瑕疵もなく引きずり降ろされた鮫島騎手には悪いの
ですが、やはり日本人騎手の中では1番上手い川田騎手に乗せ換えたのは
正解でしたね。社台ファーム(社台HR)も、ノーザンファームばかり
勝たれては、同じグループにしても面白いはずはなく、ここは狙ったレース
なのでしょう。ジャンタルマンタルは新馬戦で千八を使いましたので、陣営は
やはりクラシックを意識した使い方をするでしょうね。
本筋だったら、ホープフルステークスを使うべきであったと思いますがね。
人気を分けた、東京スポーツ杯2歳ステークスの覇者シュトラウスは、マーカンド
が何をとち狂って、向こう正面でハナに行ったかと思いましたが、あれだけ
激しく引っかかっては、騎手としても制御不能で、馬の行かせるままにする
ほかはないですね。しかし、この激しい掛かり癖を修正するのは難儀でしょう。
3着タガノエルピーダは、文句なしに立派です。そういえば、あの女傑グラン
アレグリアも朝日杯は3着でしたね。残念ながら3着では本賞金の加算には
なりませんので、途中でクイーンカップチューリップ賞などの3歳牝馬重賞
で賞金を加算するか、優先出走権を取るしかありませんね。
◎セットアップは、46.1-47.7、千通過が58.4のラップでしたが、
横山武史もマサカシュトラウスに競られるとは想定外でしたね。ただ、番手の
競馬になっても、勝ち馬から0.5秒差なら、普通は馬が嫌気を差してズルズル
と後退してしまうのですが、最後まで踏ん張ったのは、今後の糧になるでしょう。
全体的に、勝ち時計も水準より少し落ちるので、1着から14着までが、1秒以内
という大激戦。同じメンバーでまた競馬をすれば着順も入れ替わるのかもしれません。
次は、ホープフルステークスを見て、現時点での来年のクラシック戦線を占うこと
になりそうですね。


馬券は◎セットアップがコケましたので、押さえに買ったジャンタルマンタルからの
3連単は当たりましたが、如何せん、セットアップからの馬券金額が多かったので
いずれにしても、朝日杯はマイナス収支ですね。