土曜競馬 展望

競馬

[アルテミスステークス(G3)]


そりゃ新馬戦での上りが、31.4という数字を見れば、誰しも本命に推したい
ところでしょう。
確かに、これは豪脚とも称してもいい上り時計でしょう。
が、当日は夏の新潟開催の開幕週という、絶好の馬場でのもの。
今週の東京は、AコースからBコースに、内埒沿いの痛みがカバーされますね。
リバティアイランドにとっては、どうせ出負け気味に出て中団後ろからの競馬で
直線では外に出すでしょうから、余り関係ないか。
本命はマラキナイア。アリスヴェリテと共に川田騎手に捨てられた牝馬
デビュー戦の内容がよかったですね。リバティアイランドよりも"競馬”をした
感じですね。時計もマズマズ、お母さんは、スプリンターズステークス安田記念
を制したブラックホークの半妹ですね。まだ1戦1勝馬同士なので何とも言えない
のですが、素質的にはマラキナイアが劣るものではありません。
リバティアイランドの新馬戦は、余りにもスロー過ぎた面があり、競馬が流れた
場合、あのような競馬が出来るのか、勿論、他馬を一蹴することも十分あるでしょう。
是非、相手に加えたいのは、コウセイマリア。
デビュー戦が中山千六の不利な14番枠で、不良馬場の中で、後方からの競馬を強い
られるも、直線では馬群を割って突き進んで勝った競馬は立派の一言。400キロ
という小さな牝馬らしからぬ勝負根性でした。



[スワンステークス(G2)]


過去10年、スワンステークスからマイルチャンピオンシップを制した馬はいません。
直近では2010年のエーシンフォワードが制してますね。
ここは本番であるマイルチャンピオンシップを狙うというよりも、1400mという
スプリント距離がベストで、本番よりもここ勝負という馬を選ぶべきでしょう。
ロータスランドは、千四では京都牝馬ステークス、千二では高松宮記念2着、そして
前走では合わないマイルの安田記念で2-1/2、0.4秒差と善戦。どう考えても
マイラーよりもスプリント色が濃いでしょう。
相手には、同じ傾向のトゥラヴェスーラ、ホウオウアマゾンに千四の鬼ダイアトニック
サブライムアンセム
穴なら、ここにきてスプリント傾向にあるメイショウミモザ、このメンンバーなら
レイモンドバローズ、右回り問題なしのララクリスティーヌ。