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競馬

[優駿牝馬オークス)G1]



1強ムードが漂う今年のオークス。主演女優は勿論、リバティアイランド。
でも、そこまで絶対の存在でしょうか。
先週ヴィクトリアマイルで、桜花賞オークスを制して牡馬強豪相手の大阪杯で僅差の2着だった
1番人気のスターズオンアースが、3着がやっとだったのが気になりますね。
桜花賞を制しても、千六適性で他馬に負けたのでしょう。
リバティアイランドは、マイルしか走っていないのが気になります。
オークス・府中 2400m はどの馬も初めて走るバージンロード。
どの馬にもチャンスはあるハズですね。
重箱の隅をつつくようですが、リバティアイランドのマイナス面を挙げてみると
マイルしか走っていないこと、唯一の輸送競馬のアルテミスSでは負けたこと、レースでは
全17頭全馬からマークされる存在であること、今の府中の直線はインが良く伸びて外を回
ればそれだけ不利になることでしょうか。内枠に入って、スタートは互角も二の足がつかない
リバティアイランドを、川田将雅騎手はどう導くのでしょうか。これまでの戦いを見ると大外
をブン回してくるでしょうから。


しかし、やはりリバティアイランドの主役は動かせない事実です。
オークス 2400m とはいっても、所詮は同世代の牝馬同士のレースです。そこで要求されるのは
府中 2400m の距離適性にスタミナではなく、あくまで3歳5月中旬時点での完成度の高さです。
最も完成度が高いのは、リバティアイランドであることは、誰しも否定は出来ないでしょう。
以上の理由から、馬券では、リバティアイランド2着付けの3連単も買ってみたい気もしますね。


相手ですが、恐らく道中をリバティアイランドの後ろにいたのでは話にならず、一発があれば
アイランドの前を行く馬ということでゴールデンハインド。終始グリーンベルトを通ってこら
れる有利さもあります。確かに過去10年、逃げた馬は馬券に絡んでいませんが、ゴールドシップ
産駒はオークスとの相性はいいですよね。ビッグレッドファームの自家生産馬としても頑張って
欲しいですね。岡田繁幸さんも天から応援しているでしょうから。
今年も桜花賞組が優勢とみて、コナコースト、ハーパーにドゥアイズ。
人気のないところで馬券圏内があり得る馬としては、アルテミスSでアイランドを下したラヴェル
シンザン記念を勝った牝馬のライトクオンタム、上り勝負はもってこいのキタウイング、
先行力のソーダズリングにMデムーロ騎手騎乗のエミュー
桜花賞組は桜花賞で二桁着順でも、全然OKですよね。