[共同通信杯（Ｇ３）]
東京の芝は良に回復しましたが、クイーンカップ等の時計を考え
れば標準的な馬場でしょう。
どの馬が逃げるにせよ、ハイペースは考え難く、スロー～平均ペ
ースでしょうか。上がりの勝負になる公算が大きいですね。
共同通信杯は、いいメンバーが集まりました。春のクラシックの
王道は弥生賞とスプリングステークスのハズですが、ここにきて
共同通信杯の価値がうなぎ登りですね。皐月賞よりもダービーを
目指す馬たちの登竜門です。
レースが末脚比べになれば、そこそこのポジションから、安定し
て３３秒台の脚が使えるアサヒが浮上しますね。
府中千八は既に３回経験しており、前走はイクイノックスには離
されましたが、２着を死守しました。テンダンスには先着。
ダノンベルーガは、強烈な新馬戦でしたが、重賞好走馬の中に入
ってどれだけやれるか。ダノンスコーピオンは萩Ｓで２歳王者の
キラーアビリティに先着。朝日杯も健闘。川田騎手を背に目が離
せない馬ですね。
穴とは思いませんが、人気のない中では、末脚鋭いアバンチュリエ
にアケルナルスター、この距離なら前に行ってしぶといビーアスト
ニッシドも差はないと見ます。ジオグリフは、このメンバーにあっ
ての１番人気では妙味がありませんね、押えるけど。因みに１番人
気の優勝は８年前のイスラボニータ以来、ないのも気になるところ。
[京都記念（Ｇ２）]
１番人気のユーバーレーベンは分ります。昨秋以来の不振が続いて
いますが、調教の動きが一変。問題は、阪神の内回りコースだけで
しょうか。昨年は同じオークス馬ラヴズオンリーユーが勝ちました
が、ラヴズオンリーユーは米エクリプス賞を受賞した名牝。ちょっ
と単純には比較は出来ませんね。
ここは、サンレイポケットに期待します。作秋は毎日王冠・天皇賞
（秋）にジャパンカップと、古馬の王道を歩み６着・４着・４着と
大健闘。３強に次ぐ成績を収めました。京都記念出走馬で、これだ
けの成績を残せるような馬がいるでしょうか。確かに府中と阪神
内回りは全くコースは違いますが、それでも、です。ジェラルディ
ーナやマリアエレーナに同じ事が出来るでしょうか。単。
人気のないところでは、横山典弘騎手のディアマンミノル、阪神好
者のラーゴム、先行するアフリカンゴールドにリピーターが目立つ
レースなのでマカヒキでしょうかね。
