土曜競馬 展望

競馬

[師走ステークス(L)]


過去10年、世代別馬券圏内に入った馬は、
3歳10頭、4歳10頭、5歳6頭、6歳4頭。
年の瀬、12月にもなると、世代交代の波が押し寄せるのが見て取れます。
今年も中心は3歳、4歳世代でしょう。
前走は自信の◎でしたが、古馬重賞の壁は少し高かったようですが、2度目
のここなら好勝負は必死でしょう、メイショウムラクモ。3歳限定とはいえ
既に重賞を勝っています。展開は、逃げ・先行馬が揃い、やや早めのペース
が見込めるのもいいでしょう。ハンデ55キロは恵まれた感すらあります。
中山ダ千八はホームコース、メイショウ印といえば関西場を思い浮かべます
が、この馬は関東馬。長距離輸送もありません。ここも◎とします。
穴なら、毎回人気薄ですが、それでも着差を考えれば健闘しているネオブレ
イブ、穴といえばこの人、更にハンデが軽くなった江田照のコマビショウ、
キタサンブラックの全弟のエブリワンブラックを挙げておきます。



[中日新聞杯(G3)]


中日新聞杯も、この時期に施行された場合、やはり3歳馬・4歳馬が
上位の成績を占めています。芝・ダート関係なく、世代交代の波が押
し寄せるのが、この時期の特徴かもしれません。
が、ここではその潮流に逆らって、キングオブコージを本命視です。
目黒記念を勝ち、京都大賞典ではグローリーヴェイズの3着の記録が
ある馬です。長期休養でオールカマーは叩き台。復活を祝うが如く、
調教では走りました。馬同様に常識がかかってきた横山典を背に、実
績では断然のこの馬を推します。
穴では、アイスバブル、マイネルファンロン、京成杯オータムハンデ
では、見所を披露したレイエンダあたりでしょうか。