悪循環

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経団連春闘で賃上げ目標見送り 
好業績企業にはベア、経営側指針


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経団連は6日、会長・副会長会議を開き、2022年春闘の経営側の交渉
方針となる「経営労働政策特別委員会(経労委)報告」の骨子案を協
議した。岸田文雄首相が期待を表明した3%超の賃金引き上げには一
律の対応を見送り、賃上げに関する数字目標も設けない。一方、好業
績の企業には基本給を底上げするベースアップ(ベア)を含めた賃上
げを促す。

 
骨子案では、労使協議は「業種横並びや一律的な検討ではなく」、各
企業の実情に合わせるべきだと主張。収益が増大した企業は「昇給に
加え、ベア実施を含めた『新しい資本主義』の起動にふさわしい賃金
引き上げが望まれる」とした。


news.yahoo.co.jp


まぁねぇ ...。確かにコロナ禍で痛手を負った企業もあれば、V字回復
に成功した企業もあり、一律は難しいというか、現実的ではないので
しょう。
経済が沈滞して給与も増えず、原油高・円安に伴う物価高になれば
スタグフレーションです。10万円のバラ蒔きではなく、政府与党に
は、"政策" を示して欲しいですね、無理だろうけど。
10万円貰っても、消費者は給与も増えないので消費には回らずに蓄
えにしてしまうでしょう。これも、経済原則。例え賃上げされても、
それが消費行動に繋がるかすら、分りませんよね。労働者だってバカ
じゃありませんから。どんどん保守的になっていきます。それを企業
の経営者側も知っているので、賃上げなどしません。したって消費は
増えないですから。見事な負のスパイラル、悪循環ですね。