日曜競馬 展望

競馬

[金鯱賞(G2)]


今日の中京競馬場は、思いの外雨が降り、芝・ダートとも不良馬場。
最終レースの熊野特別(2勝クラス)芝2200m(不良)の勝ち時計は
2:19.8という7秒近く時計を要する馬場で幕を閉じました。
明日は好天かつ気温が上がるそうですが、メインの頃は重馬場か重に
近い稍重ではないかな。少なくても良馬場で発揮されるキレを発揮す
ることは無理でしょう。
この馬場が続けば、キセキの目も想定出来ますが、如何せんスタート
次第という馬ですね。
本命はグローリーヴェイズ。ジャパンカップでのデアリングタクトと
の斤量差が4キロから2キロ。着差0.1秒差なら机上の計算では逆
転が成り立ちます。
でもまぁ、グローリーヴェイズもデアリングタクトも、先を見据えた
仕上げで、競馬をするのでしょう。
この馬場で必要以上にレースで負荷をかけないかもしれません。
相手にはキセキ、サンレイポケット、ギベオンなど。



[フィリーズレビュー(G2)]


3場で最も良い馬場で行われるのが、阪神競馬場。天気は西から回復
しますからね。終わりも芝は稍重
阪神千四、スピードの持続力勝負か。それならヨカヨカか。
スピードの勝った走りだけではなく、阪神JFで見せた持続力と粘り
は、ここでは強力な武器になりそうですね。
相手にはポールネイロン、矢作調教師自らの逃げ宣言。藤岡佑騎手は
何も考えずに手綱と鞭でハナを切るのみ。こっちを本命と迷いました。
オパールムーンは馬場の回復次第か。
逃げ・先行というか、1200ベストだけど1400mも持ちます、というよ
うな馬が多いだけに、ハイペースになれば展開が向きます。
あとは分らないや(笑)。当日のオッズとの相談になります。



[アネモネステークス(L)]


中山は明日も不良、好天で気温が上がっても、回復して重馬場ですね。
ところでこのレースは桜花賞TRで、2着までに桜花賞の優先出走権
が与えられます。そこで不思議なのが、関西馬が2頭しかいないこと。
毎年そうですけど、チューリップ賞フィリーズレビューで3着以内
に入るよりも、アネモネで2着に入る方が易しいのではないかな。
しかし、桜花賞に全く直結しない、裏街道のようなレースですけどね。
ベッラノーヴァは出遅癖がどうか。それならルチェカリーナで十分に
勝負になります。道中、あまり後方に置かれてはダメですが、戸崎騎
手ならそのヘンは承知のこと。もう一頭はスンリ。前走は勝った馬が
人気はなかったけど強かっただけで、エルフィンSは勝ったも同然。
やはり関西馬は常に注視していかねば、馬券に繋がりません。