中央競馬 展望

競馬

[東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)]


ほぼ一騎打ちか。
新馬戦を大物感漂う勝ち方で勇躍登場のダノンザキッド。
内容は極めて優秀、最後は流す余裕で3馬身差の圧勝。
迎え撃つは新潟の新馬戦で強い勝ち方をしたドゥラヴェルデ。
ド・スローペースでレースの上がり 33.6 という典型的な上が
りの競馬で、普通なら着差はつかないものですが、そこを3馬
身差の圧勝。
さて、どちらを取るか。ダノンザキッドを取ります。
方や関西馬、方や関東馬。両者の力関係は、ソフトバンク対巨
人ほどの差があります(笑)。
また、先にも記しましたが、新馬戦の勝ち方が大物感一杯で、
奥が深い気がしてなりません。東スポ杯は知られた出世レース。
府中千八を強い競馬で制すると、クラシック路線が約束される
というものです。
相手は勿論、ドゥラヴェルデ、逃げ粘りに警戒タイトルホルダ
ー、余り人気にならないでしょうが、レース経験が浅い馬の中
では、経験値がものをいいそうなヴェローチェオロにモリノカ
ンナチャン。



[姫路ステークス(3勝クラス)]


何とも悩ましいメンバー構成。
昇級戦になる3歳2頭を除けば、全馬の前走は掲示板外。
うち9頭が2桁着順。
それなら活きのいい3歳馬に触手が伸びるというものでしょう。
スリーグランドはサウスポーっぽいので、コパノマーキュリー。
千四の実績は全くありませんが、前走が強い競馬。千四の方が
道中のタメが効くはずなので、こちらを本命。
スリーグランドの前走は、名手ルメール騎手だからこそ中団か
らのケイバが出来た芸当ともいえます。若武者・松若騎手を下
に見ることはしませんが、戦闘力が落ちるのは認めざるを得な
いところ。
相手は阪神好者のシェパードボーイにハッピーゴラッキー、穴
なら阪神に変わってのオーシャンズルーラーか。