[東京スポーツ杯2歳ステークス(G2)]
過去5年で、ダノンザキッド、タイトルホルダー、コントレイル、
ワグネイアンにスワーヴリチャードらのG1馬を輩出している出世
レースです。そのためか、より重要度の増したレースと認定されて
今年からG3からG2に格上げされました。
今年は12頭中、7頭が関西馬。来週には京都2歳Sがあるにもか
かわらずの勇躍東上としての参戦です。
この時期に府中の中距離重賞を使う目的はただ一つ。日本ダービー
までに府中を経験させておくことですね。
素質馬・血統馬が多い中、本命は中竹厩舎のテンダンス。未勝利を
勝ったばかりですが、事実上 500万下のレースです。競馬も2度経
験しており、前走は阪神で古馬2勝クラスに匹敵する時計での4馬
身差の圧勝劇。新馬戦(中京芝二千)の勝ち時計も優秀。もう、本
命候補は多数で、晩成型のジャスタウェイ産駒ですが、これ以上迷
っても仕方ありません。時計の裏付けが根拠となります。
相手筆頭は、同舞台のL競争でクビ差2着で上がり 33.6を記録した
グランシエロ。福永騎手・藤原英厩舎のコンビでレッドベルアーム
それにダンデスヴューに血統馬アルナシームを本線としますが、馬
券はテンダンスから入れば、手広く流せそうですね。
[アンドロメダステークス(L)]
ここはオープンの実績(1302)ならここでは筆頭格のボッケリーニ
ですね。中日新聞杯(G3)を勝っており、トップハンデですが、それ
を相殺するくらいに休み明けは走ります。鉄砲名人ですね。
実績馬は尊重して買いますが、3勝クラスからの昇級馬となる、グレン
ガリーにシフルマンは穴として押えます。ハンデ戦とはゴール前を出走
馬全馬が横一線になるようにハンデが組まれているのが原則論。無論、
原則論であって実際はこのようには行きませんが、それでもハンデ戦な
ら昇級馬にも、馬券圏内へのチャンスは等しくあるはずですから。